ダルビッシュ有と田中将大がチームメイトになれば…。先発投手陣に日本人投手2人は何組目!?

吉井理人(左)と野茂英雄 JUNE 5, 1998(写真:ロイター/アフロ)

 サンディエゴ・パドレスが、FAの田中将大に興味を抱いているらしい。ジ・アスレティックが1月13日に掲載したケン・ローゼンタールの記事によると、パドレスは複数の先発投手について下調べをしていて、そこには田中も含まれているという。

 ここから契約に至るかどうかはまだわからないが、田中はダルビッシュ有とチームメイトになるかもしれない。先月下旬のトレードにより、ダルビッシュはシカゴ・カブスからパドレスへ移籍した。

 日本人投手2人が同じローテーションに入って投げたのは、1998年の野茂英雄吉井理人が最初だ。ロサンゼルス・ドジャースにいた野茂が、6月初旬のトレードで吉井のいるニューヨーク・メッツへ移った。彼らは、1990~94年の近鉄バファローズでもチームメイトだった。2人がローテーションに揃った時期もあった。

 2組目は、2001年の野茂と大家友和だ。どちらもボストン・レッドソックスの開幕ローテーションに入り、大家はマイナーリーグ降格を挟み、11試合に先発。7月末に、ウーゲット・ウービナの交換要員としてモントリオール・エクスポズへ移籍した。この年のエクスポズでは3人の日本人投手、吉井、大家、伊良部秀輝が先発登板しているが、3人あるいは2人が、1ヵ月以上にわたってローテーションに揃った期間はなかった。吉井と大家は、翌年もエクスポズでともに投げ、吉井がブルペンに回った4月下旬~6月上旬以外は、ローテーションに揃い踏みした。

 野茂と石井一久は、2002~04年のドジャースで、ともにローテーションの一員として投げた。この3シーズンに、野茂は計85先発、石井は計86先発。2003年のドジャースでは、木田優夫も先発として2試合に登板した。

 田中とダルビッシュも、これまでに他の日本人投手とローテーションを形成したことがある。2014年のニューヨーク・ヤンキースのローテーションには、このシーズンがメジャーリーグでは最終年となる黒田博樹とメジャーリーグ1年目の田中がいた。ダルビッシュは2017年の7月末にテキサス・レンジャーズからドジャースへ移り、前田健太(現ミネソタ・ツインズ)とチームメイトになった。

 なお、2009年のレッドソックスでは、松坂大輔(現・埼玉西武ライオンズ)と田澤純一(現・味全ドラゴンズ)が、それぞれ12先発と4先発ながら、その時期は重なっていない。田澤の先発登板はいずれも8月。松坂は6月下旬から9月中旬まで、故障者リストに入っていた。

筆者作成
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 ちなみに、ポストシーズンにおいて、チームメイトの日本人投手2人が揃って先発マウンドに上がったことは、まだ一度もない。前田は5年続けてポストシーズンで投げているが、先発したのは2016年と2020年だけだ。2017年はリリーフとして9試合に投げ、ワールドシリーズ第3戦はダルビッシュからマウンドを引き継いだ。