「4勝0敗の日本シリーズ優勝」は、昨年の福岡ソフトバンクが8球団目。一方、0勝2敗からの優勝は9球団

日本シリーズ第3戦は11月24日(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

 ここまでの日本シリーズは、2試合とも、福岡ソフトバンクホークスが読売ジャイアンツに快勝している。スコアは、5対1と13対2だ。昨年の第1戦と2戦は7対2と6対3だったので、それと比べると――各2試合というサンプル数の少なさもあり、数字のお遊びに過ぎないが――今年の福岡ソフトバンクの得点は昨年より5点多く、失点は2点少ない。

 引き分けの有無を問わず、シリーズを2勝0敗としたのは、昨年と今年の福岡ソフトバンクが、延べ37球団目と38球団目だ。昨年までの37球団中、優勝は4分の3以上の28球団を数える。そのうち、昨年の福岡ソフトバンクを含む8球団は、4勝0敗でシリーズを終えた。

筆者作成
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 福岡ソフトバンクの日本シリーズ4勝0敗は、南海ホークス時代の1959年と昨年の2度。今年も土つかずで優勝すると3度目となり、埼玉西武ライオンズの2度(1957年の西鉄ライオンズと1990年の西武ライオンズ)を追い抜き、単独最多となる。ちなみに、両球団とも、4勝0敗で優勝した日本シリーズの相手は、2度とも読売だった。これは、読売の日本シリーズ進出回数が多いことも理由の一つだろう。

 一方、今年の読売のように、シリーズ0勝2敗となった過去の37球団中、そこから優勝したのは9球団だ。こちらは、広島東洋カープ(1979年と1980年)、埼玉西武(1958年の西鉄と1986年の西武)、読売(1989年と2000年)、北海道日本ハム(1962年の東映フライヤーズと2016年)が2度ずつ記録している。

筆者作成
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 0勝2敗からの日本シリーズ優勝のうち、読売の2度目は、今年と同じカードだった。この年の読売は、福岡ダイエーホークスに2連敗した後、第3戦から白星を4つ続けて並べた。

 なお、日本シリーズの連覇については、今年のシリーズが始まる前にこちらで書いた。

福岡ソフトバンクの前に「日本シリーズ3連覇」の6球団中、さらに連覇を伸ばしたのは1球団だけ