タンパベイ・レイズのワールドシリーズ初優勝は、来秋以降に持ち越しとなった。第2戦と第4戦に白星を挙げ、2勝2敗で第5戦を迎えたものの、そこからロサンゼルス・ドジャースに連敗を喫した。

 レイズがワールドシリーズに進出したのは、これが2度目だ。1度目の2008年は、フィラデルフィア・フィリーズを相手に1勝しかできなかった。レイズの選手や関係者、ファンには慰めにならないだろうが、2度目の白星はそれよりも1つ増えた。

 30球団中24球団は、ワールドシリーズで優勝したことがある。初めてのシリーズで優勝は14球団、2度目のシリーズで初優勝は6球団だ。初優勝が3度目以降のシリーズは、4球団しかない。

 なかでも、ドジャースは、初優勝までのシリーズ敗退が最も多い。1916年、1920年、1941年、1947年、1949年、1952~53年に敗退。ワールドシリーズが始まった1903年以降、8度目となるリーグ優勝を果たした1955年に、ようやくワールドチャンピオンとなった(最初の2度はブルックリン・ロビンズ。3度目以降はブルックリン・ドジャース)。

 ドジャースの初優勝を阻み続けたのは、ニューヨーク・ヤンキースだ。ドジャースは1941年~56年の7シリーズとも、ヤンキースと対戦。1956年も敗退したので、ブルックリン時代の優勝は1955年しかない。ドジャースの優勝は今年で7度目だが、そのうちの6度は、ロサンゼルスへ移った1958年以降だ。

 ドジャースに次ぐのは、デトロイト・タイガースの5度目。ヤンキースとフィリーズは、3度目のシリーズで初めて優勝した。

 まだ優勝してない6球団のうち、サンディエゴ・パドレステキサス・レンジャーズ、レイズは、ワールドシリーズに2度ずつ進出している。この3球団の初優勝は、3度目以降のシリーズということになる。ミルウォーキー・ブルワーズコロラド・ロッキーズのシリーズ進出は、それぞれ1度。ロッキーズはワールドシリーズで白星を挙げたことがないものの、シアトル・マリナーズはワールドシリーズまで進んだことがない。