前田健太や秋山翔吾とともに、グリエル兄弟もゴールドグラブのファイナリストに

ユリ・グリエル(左)とラモン・ローリアーノ Oct 8, 2020(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ゴールドグラブのファイナリストが発表された。日本プロ野球の経験者は、前田健太(ミネソタ・ツインズ)と秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)だけではない。2014年に横浜DeNAベイスターズで62試合に出場したユリ・グリエル(ヒューストン・アストロズ)が、弟のルルデス・グリエルJr.(トロント・ブルージェイズ)とともに、ノミネートされている。ルルデスも横浜DeNAでプレーするはずだったが、こちらは来日しなかった。

筆者作成
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 前田と秋山は、日本人選手では3人目と4人目のファイナリストだ。2011年に黒田博樹、2018年に田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)がノミネートされた。2人とも、受賞はしていない。ゴールドグラブを手にした日本人選手は、2001年から10年連続受賞のイチローだけだ。なお、ファイナリストの発表は2011年から。イチローがノミネートされたことはない。

 ユリは2年連続のファイナリスト。こちらも、受賞はしていない。ア・リーグ一塁手のゴールドグラブは、過去2年ともマット・オルソン(オークランド・アスレティックス)が選出された。今回も、オルソンはノミネートされている。なお、ルルデスとともにア・リーグのレフトにノミネートされている2人のうち、アレックス・ゴードン(カンザスシティ・ロイヤルズ)はすでに引退を発表している。

 前田か秋山が受賞すれば、史上5人目の「日米ゴールドグラバー」となる(2人とも受賞なら5人目と6人目)。これまでの4人は、三塁手のクリート・ボイヤー(MLB=1969年、NPB=1973~74年)、一塁手のウェス・パーカー(MLB=1967~72年、NPB=1974年)、二塁手のデービー・ジョンソン(MLB=1969~71年、NPB=1976年)に、NPBで1994~2000年にゴールデングラブを受賞したイチローだ。

 前田のゴールデングラブは2010年と2012~15年、秋山は2013年と2015~19年。黒田は2005年、田中は2011~13年に選出された。

 今年のゴールドグラブ受賞者は、11月3日に発表される。