松田宣浩の「815試合連続出場」は歴代17位に位置し、30歳以上のスタートでは3番目の長さ

松田宣浩 MARCH 15, 2017(写真:アフロスポーツ)

 9月10日に途切れた、松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス)の815試合連続出場は、歴代17位に位置する。球団では2番目の長さだ。1246試合連続出場の飯田徳治が、このストリークの1078試合目まで、南海ホークスの選手として出場した。

 松田のストリークは、2014年8月26日に始まった。特筆すべきは、その時点の年齢だ。当時、松田は31歳だった。800試合以上の連続出場を記録した選手のなかに、スタート時の年齢が松田と同じか彼よりも上だった選手は、一人もいない。1つ下の30歳ですら、1766試合連続出場の金本知憲と1014試合連続出場の藤村富美男だけだ。

筆者作成
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 その分、ストリークが途切れた時点の年齢も高い。現在、松田は37歳。こちらは、43歳の金本、40歳の衣笠祥雄(2215試合連続出場)に次ぎ、藤村と並ぶ(厳密に言えば、松田は藤村に次ぐ)。

 今シーズン、松田の打率と出塁率は.213と.277に過ぎない。一軍1年目の2006年(出場62試合)を除くと、これほど低かったシーズンは皆無だ。ホームランも7本にとどまり、34.9打数に1本塁打のペースは、2013年以降のワーストだ。

 ただ、過去5シーズンとも、松田は24本以上のホームランを打ち、直近の2シーズンは30本以上を記録している。年齢による衰えが急に顕在化する選手もいるが、もしかすると、現在は一時的な不振ということもあり得る。復調の可能性はゼロではない。

 なお、松田とチームメイトのウラディミール・バレンティンは通算300本塁打まで3本に迫っているが、松田自身もあと19本のホームランを打つと、このマイルストーンに到達する。現時点の達成者は42人。今シーズン中は無理にしても、松田もそこにたどり着けるのではないだろうか。少なくとも、同じ281本塁打で並んでいる福留孝介(阪神タイガース)と比べると、その可能性は松田の方が高い。