3000安打に到達した直後のアウト◆1試合に13盗塁を決められたのはあの人…【6月28日のMLB】
◆2015年6月28日
スティーブン・マッツが、ニューヨーク・メッツからメジャーデビューし、白星を挙げる。7.2イニングを投げて2失点に抑え、打っては3打数3安打。1打席目の二塁打と3打席目のシングル・ヒットで、それぞれ2打点を挙げた。デビュー戦で3本以上のヒットを打った投手は、2001年8月23日のジェイソン・ジェニングス(3安打)以来。打点が公式記録となった1920年以降、デビュー戦で4打点以上を挙げた投手は、マッツが初めて。下のツイートの動画で大喜びしているのは、マッツの家族。
◆2011年6月28日
ニューヨーク・メッツのジェイソン・ベイが、4回表にグランドスラムを打つ。メッツでは、2009年8月1日にエンジェル・パガーンが記録したのを最後に、299試合にわたってグランドスラムが途絶えていた。ベイに続き、5回表にカルロス・ベルトランもグランドスラム。
◆2007年6月28日
ヒューストン・アストロズのクレイグ・ビジオが、1試合5安打を記録し、その3本目で通算3000安打に到達する。センターより少し右へ打ち返したビジオは、マイルストーンなどまったく眼中にないかのように一塁を回り、二塁でアウトになった(写真はその直後)。リーチをかけてから達成するまでについては「2999安打と3000安打の間。リーチをかけてから10打数無安打の打者もいた」で書いた。
◆1907年6月28日
ワシントン・セネタースが、1試合に13盗塁を記録する。失敗はなし。対戦したニューヨーク・ハイランダースの捕手は、後にジャッキー・ロビンソンのメジャーデビューに携わる、ブランチ・リッキーだった。