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内野は全員スイッチ・ヒッター◆1試合18得点に「貢献」した2人の日本人投手…【5月31日のMLB】

宇根夏樹ベースボール・ライター
ペトコ・パーク Apr 12, 2010(写真:ロイター/アフロ)

◆2010年5月31日

サンディエゴ・パドレスが、1試合に18得点を挙げる。2004年にペトコ・パークがオープンして以来、パドレスが本拠地で15得点以上は、同年4月12日の17得点に続く2度目。2019年のシーズンを終えた時点で、3度目は起きていない。18得点のうち4点は、ジェリー・へアストンJr.がニューヨーク・メッツの高橋尚成から打った満塁本塁打によるもの。高橋と五十嵐亮太は6失点ずつ。

◆1965年5月31日

先発出場の4人ともスイッチ・ヒッターの内野陣が、史上初めて結成される。ダブルヘッダーの第2試合に、ロサンゼルス・ドジャースのウォルター・オルストンが、一塁にウェス・パーカー、二塁にジム・ラフィーバー、遊撃にモーリー・ウィルス、三塁にジム・ギリアムを起用した。それぞれの打順は、2番、6番、1番、7番。この4人による内野カルテットは、1965年が66試合、1966年は23試合。

◆1937年5月31日

ニューヨーク・ジャイアンツのカール・ハッベルが、3.1イニングを投げて5失点で敗戦投手となり、前年7月17日からの連勝が24で止まる。連勝中の27登板(22先発)は、計207.2イニングで防御率1.82。ハッベルは1947年に殿堂入りした。

◆1927年5月31日

2日続けて、アンアシステッド・トリプル・プレー(1人三重殺)が成立する。前日はシカゴ・カブスのジミー・クーニー遊撃手、この日はデトロイト・タイガースのジョニー・ヌーン一塁手がやってのけた。どちらも一、二塁の場面でライナーを捕球。ヌーンはこのトリプル・プレーで試合を終わらせた。2日連続は唯一。次の1人三重殺は41年後。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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