40歳で完全試合◆GMが監督就任◆最も多くの本塁打を打ったスイッチ・ヒッター…【5月18日のMLB】
◆2015年5月18日
マイアミ・マーリンズのダン・ジェニングスGMが、監督に就任する。2013年から采配を振ってきたマイク・レドモンドは、前日に解任された。ジェニングスはプロ・ベースボールの世界で30年以上働いてきたが、監督やコーチの経験はなく、選手としてもマイナーリーグのスプリング・トレーニングに参加したことがあるだけ。シーズン終了まで指揮を執った。55勝69敗。
◆2004年5月18日
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソンが、完全試合を達成する(写真はその直後)。40歳と251日。それまで最年長記録だったサイ・ヤングの37歳と37日(1904年5月5日)を大幅に塗り替えた。ランディのノーヒッターは、シアトル・マリナーズ時代の1990年6月2日に続く2度目。ナ・リーグとア・リーグのどちらでもノーヒッターは、ヤング、ジム・バニング、ノーラン・ライアン、野茂英雄に続く5人目。野茂以外の4人は、クーパースタウンの殿堂に入っている。
◆1956年5月18日
ニューヨーク・ヤンキースのミッキー・マントルが、2本のホームランを打ち、リッパー・コリンズが持っていたスイッチ・ヒッターの本塁打記録(135本)に追いつき追い越す。この試合は、両打席から1本ずつ。引退時点で最多だった通算10度の1試合両打席本塁打は抜かれたが(現在の最多はマーク・テシェーラとニック・スウィッシャーの14度)、通算536本塁打は今もスイッチ・ヒッターのなかで最も多い。2位はエディ・マリーの504本。
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