◆2019年５月15日

トロント・ブルージェイズのエドウィン・ジャクソンが、14チームでプレーした史上初の選手となる。13チームで並んでいた、オクタビオ・ドーテルを上回った。どちらも投手。この４日前に、ジャクソンは金銭トレードでオークランド・アスレティックスから移籍した。ブルージェイズに在籍するのは２度目だが、１度１度目はユニフォームに袖を通してもいない。2011年７月27日にホワイトソックスからブルージェイズへ移り、その日のうちにブルージェイズからセントルイス・カーディナルスへ移籍した。ジャクソンとドーテルがそれぞれどのチームで投げてきたかについては「ジャーニーマンが新記録樹立へ。14チームでプレーした初の選手が誕生する」で紹介した。

◆1973年５月15日

カリフォルニア・エンジェルスのノーラン・ライアンが、キャリア初のノーヒッターを達成する。チームメイトとしてこの試合に出場したボビー・バレンタインは、ライアンが６度目（1990年６月11日）と７度目（1991年５月１日）のノーヒッターを演じた時に、ライアンが在籍するテキサス・レンジャーズの監督として快挙に立ち会った。

◆1941年５月15日

ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ディマジオが、１回裏にシカゴ・ホワイトソックスのエディ・スミスからヒットを打ち、56試合連続安打の幕を開ける。スミスはストリークの32試合目と55試合目となる６月19日と７月15日にも、ヒットを打たれた。ディマジオはスミスに対し、通算136打席で打率.322（121打数39安打）。ただ、ディマジオの通算打率は.325。よく打たれたのは、スミスだけではなかった。

◆1912年５月15日

デトロイト・タイガースのタイ・カッブが、試合中にスタンドへ上がり、観客に殴る蹴るの暴行を働く。カッブは回想録に、罵声のなかでもその男の言葉は聞くに堪えなかったと記している。男は印刷機の事故で手の指を８本失っており、誰かが「そいつは手がないんだぞ」と言うと、カッブは「足がなくても構うものか！」と叫んだという。

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●打順９番なら出場しない!?◆プレー中に観客とふれあい◆野手が４イニングを投げ…【５月14日のMLB】