各球団最後の「150奪三振デュオ」は何年前の誰と誰? 2010年代の阪神はトリオとデュオが2度ずつ

藤浪晋太郎/2017年のWBC MARCH 15, 2017(写真:田村翔/アフロスポーツ)

 昨シーズン、それぞれ150三振以上を奪ったチームメイトはいなかった。227奪三振の千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)を筆頭に、6人が150奪三振以上を記録したが、いずれも違う球団のユニフォームを着て投げた。

 だが、2010年代(2010~19年)に「150奪三振トリオ」あるいは「150奪三振デュオ」が不在だったシーズンは、2013年と2019年の2度しかない。トリオとデュオを合わせて延べ12組。阪神タイガースでは「150奪三振トリオ」と「150奪三振デュオ」が2度ずつ、福岡ソフトバンクではトリオが1度、デュオが3度結成された。

筆者作成
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 阪神の場合、30本塁打以上のチームメイトと30盗塁以上のチームメイトが、どちらも長年にわたって途絶えているのとは対照的だ。それらについては、「各球団最後の「30本塁打デュオ」は…。6球団は昨年だが、千葉ロッテは15年以上前、阪神は30年以上前」「各球団最後の「30盗塁デュオ」は何年の誰と誰? 阪神と中日は半世紀以上も前」で書いた。

 一方、パ・リーグの3球団、北海道日本ハムファイターズ、オリックス・バファローズ、千葉ロッテマリーンズは、150奪三振以上のチームメイト不在が、20年以上も続いている。なかでも、北海道日本ハムファイターズは、今から30年前の1990年に、西崎幸広柴田保光が154奪三振と150奪三振を記録したのが最後だ。当時は日本ハムファイターズ。東京ドームをホームとしていた。

 ちなみに、大阪近鉄バファローズの最後の「150奪三振デュオ」は、1992年(近鉄)の野茂英雄高村祐。228三振と153三振を奪った。惜しかったのは2003年だ。ジェレミー・パウエルが165奪三振、岩隈久志(現・読売ジャイアンツ)は149奪三振だった。

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 北海道日本ハムでは、2018年に上沢直之が151奪三振、2019年は有原航平が161奪三振を記録している。また、今オフに入団したドリュー・バーヘイゲンは、昨シーズン、メジャーリーグとマイナーリーグの計112.0イニングで102三振を奪った。メジャーリーグではリリーフが多かったが、マイナーリーグでは先発マウンドに上がった。AAAの11登板はすべて先発として投げ、53.0イニングで51奪三振。この奪三振率(8.66)であれば――バーヘイゲンは奪三振マシンではなくグラウンドボーラーだが――156イニングで150奪三振に到達する。