新フォーマットであれば、マリナーズは何度ポストシーズンに進出していたのか

佐々木主浩(左)とイチロー October 14, 2001(写真:ロイター/アフロ)

 シアトル・マリナーズは、どの球団よりもポストシーズンから遠ざかっている。最後に進出したのは、イチローがメジャーリーグにデビューした2001年だ。

 現在、ポストシーズンのフォーマットは変更が検討されている。1リーグにつき、地区優勝3チームとワイルドカード4チームの計7チームがポストシーズンに進む案だ。その詳細については、「30チーム中14チームがポストシーズン進出!? フォーマット変更案が浮上中」で書いた。

 この新フォーマットが2002年から採用されていれば、マリナーズは過去18年間(2002~19年)に7度のポストシーズン進出を果たしていた。

筆者作成
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 新フォーマットは、早ければ2022年に実施されるという(もちろん、採用されないかもしれないし、違うフォーマットになる可能性もある)。

 ただ、マリナーズの場合、気になるのは、ワイルドカード・レースにおいて、ポストシーズンに進出したチームの「すぐ下の順位」が多いことだ。ワイルドカードが1チームだった2002年、2003年、2007年は2位もしくは2位タイ、ワイルドカードが2チームの2014年は3位。いずれも、順位があと一つ上であれば、ポストシーズンにたどり着いていた。2014年は、ワイルドカード2位のオークランド・アスレティックスより1勝少なかっただけだ。

 ナ・リーグは数えていないが、過去18年間に「すぐ下の順位」が4度は、ボストン・レッドソックスとタンパベイ・レイズの各3度を上回り、ア・リーグで最も多い。まさかとは思うが、ワイルドカードが2チームから4チームに増えても、マリナーズは「すぐ下の順位」の5位に終わり、ポストシーズン進出を逃すことにならないだろうか。