日本シリーズ優勝の62.3%は白星スタート。ただし、近年は黒星スタートでも…

今年の日本シリーズは、ヤフオクドームから始まる(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

 これまでに日本シリーズで優勝した69チーム中、42チームは第1戦に勝ち、24チームは第1戦に敗れた。第1戦が引き分けだった3シリーズのうち、第2戦に勝ってそこから優勝した1975年の阪急ブレーブスを前者、第2戦に負けながらも優勝した1986年の西武ライオンズと昨年の福岡ソフトバンクホークスを後者に含むと、優勝チームの62.3%が「白星スタート」で、残りの37.7%は「黒星スタート」となる。

 ただ、クライマックスシリーズが始まった2007年以降に限ると、サンプル数の少なさもあるのだろうが、異なるデータが出てくる。2007~18年の優勝チームは、「白星スタート」と、昨年の福岡ソフトバンクを含む「黒星スタート」が半数ずつだ。その前の12シリーズ(1995~2006年)は、83.3%の10チームが「白星スタート」からの優勝だった。

筆者作成
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 なお、原辰徳監督(読売ジャイアンツ)が指揮を執った5度の日本シリーズ第1戦は、これまで4勝1敗だ。2002年と2009年、2012年は「白星スタート」から優勝し、2013年は「白星スタート」ながら敗退。唯一の「黒星スタート」となった2008年も、優勝できなかった。工藤公康監督(福岡ソフトバンク)は2015年と2017年が「白星スタート」で、昨年は引き分けを経て「黒星スタート」を切り、3度とも優勝している。

 両監督の日本シリーズについては、選手時代も含め、こちらで書いた。

今年の日本シリーズは、21世紀最高の監督対決!? 原監督も工藤監督も日本一3度