「ポストシーズン16連敗」を継続したまま来年へ。ストリーク開始は15年前
ミネソタ・ツインズが、ディビジョン・シリーズでニューヨーク・ヤンキースにスウィープされた。
ポストシーズンの試合で、ツインズが最後に勝ったのは15年前。2004年のディビジョン・シリーズ第1戦だ。ヨハン・サンタナ、ホアン・リンコン、ジョー・ネイサンの3投手がヤンキースを完封し、2対0で勝利を収めた。
2年前、ツインズはワイルドカード・ゲームの敗戦により、ボストン・レッドソックス(1986~95年)のポストシーズン13連敗に並び、今年、それを16連敗まで伸ばした。
そのうち、2006年の3試合を除く13試合は、ヤンキースに黒星を喫している。こちらの13連敗――ヤンキースからすると13連勝――も新記録だ。
スタッツ社によると、それまで、ポストシーズンの試合における同一カードの連敗は、11試合が最も長かったという。カリフォルニア/アナハイム/ロサンゼルス・エンジェルスが、1986年から2008年にかけて、レッドソックスに11連敗を喫した。
もっとも、この間、エンジェルスのポストシーズン進出は6度を数え、2002年と2005年はレッドソックスと対戦しなかった。レッドソックスがポストシーズンへ進まなかった2002年に、エンジェルスはワールドシリーズ優勝を飾った。
ちなみに、ツインズがオークランド・アスレティックスにスウィープされた2006年も、ヤンキースはポストシーズンに進出している。別のディビジョン・シリーズでデトロイト・タイガースと対戦し、1勝3敗で敗退した。