史上5人目の「40-40」は誕生するのか。14試合を残して「35-35」に到達

ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)Aug 2, 2019(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 9月12日、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)は、1回表に二盗と三盗を決め、7回表にホームランを打った。

 初回の二盗により、アクーニャJr.は「35-35」に到達した。これは、史上15人目(延べ20人目)。アルフォンソ・ソリアーノが3度、ウィリー・メイズボビー・ボンズバリー・ボンズは2度ずつ記録している。ソリアーノは3度目の2006年に「40-40」を達成。バリーは1996年の「40-40」に続き、翌年も40本塁打と37盗塁を記録した。

 この時点で、アクーニャJr.は39本塁打&36盗塁。ブレーブスは148試合を終え、残りは14試合となった。

 2006年のソリアーノは、チームの148試合目に「40-40」を達成した。アレックス・ロドリゲス(1998年)は153試合目、ホゼ・カンセコ(1988年)は154試合目、バリーは160試合目だった。3人とも、チームが148試合を終えた時点のホームランは、アクーニャJr.と同じ39本。ただ、42盗塁のA-RODと37盗塁のカンセコと違って、バリーは29盗塁。この時点では「30-30」にも届いていなかった。その後の6試合で3本塁打と4盗塁を記録し、さらに、そこから6試合で7盗塁を積み上げた。

筆者作成
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 今シーズン、アクーニャJr.が14試合以上続けてホームランを打てなかったのは、4月17日~5月7日の20試合連続(出場19試合)だけだ。また、前半戦の13盗塁に対し、後半戦は23盗塁を決めている。9月13日(149試合目)はホームランも盗塁もなかったが、クリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)のように怪我をして残り試合を欠場することにならない限り、アクーニャJr.は史上5人目の「40-40」となりそうだ。イェリッチは、9月10日に自打球が右膝に当たり、そこでシーズンを終えた。アクーニャJr.に続いて「30-30」を――同時に「40-30」も――達成したが、史上初の「50-30」は成し遂げられなかった。それには、あと6本のホームランが必要だった。

 なお、1973年のボビー、2002年のソリアーノとブラディミール・ゲレーロ、2011年のマット・ケンプは、4人とも40盗塁以上ながら「40-40」にはホームランが1本足りなかった。一方、40本以上のホームランを打ち、あと1盗塁で「40-40」を逃した選手はいない。