アストロズが「4人ローテーション」を採用。早くもポストシーズンの準備を始めた!?

ウェイド・マイリー(ヒューストン・アストロズ)Sep 5, 2019(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ヒューストン・アストロズが、通常よりも1人少ない「4人ローテーション」を採用した。故障者リスト入りしたアーロン・サンチェスに代わり、8月下旬からフランバー・バルデスがローテーションに加わっていたが、ヒューストン・クロニクルのデビッド・バロンによると、9月8日の試合前、A.J.ヒンチ監督はバルデスにブルペン行きを告げたという。サンチェスは右肩の手術を受けることになり、シーズンを終えた。

 これは、ポストシーズンに向けた準備のようにも見える。ディビジョン・シリーズは、第3戦と第5戦の前に1日ずつブランクがある(12空34空5)。第1戦に先発した投手は、中5日で第5戦に登板できる。第2戦の先発投手であっても、第5戦は中4日となる。リーグ・チャンピオンシップ・シリーズとワールドシリーズのブランクは、第3戦と第6戦の前だ(12空345空67)。こちらは、第1戦から中4日で第5戦、第2戦から中5日で第6戦、第3戦から中4日で第7戦。5人目の先発投手は要らない。

 アストロズの地区優勝は、ほぼ確定している。ローテーションには、ジャスティン・バーランダーゲリット・コールザック・グレインキーウェイド・マイリーの4人が揃う。4番手のマイリーでも、防御率は3.35だ。どの4人でローテーションを組むか、考える必要もない。ア・リーグで、アストロズと同じく地区首位に立つニューヨーク・ヤンキースとミネソタ・ツインズに、100イニング以上を投げてマイリーより防御率の低い投手は、一人もいない。ワイルドカードを争う3チームにも、防御率3.11のチャーリー・モートン(タンパベイ・レイズ)と防御率3.17のシェーン・ビーバー(クリ―ブランド・インディアンズ)がいるだけだ。

 MLB.comのブライアン・マクタガートによると、9月11日と他にもう1試合は「ブルペン・デー」とするらしい。試合の頭から、リリーフ投手でつないでいく。これにより、先発投手は4人とも、どの試合も中4日あるいは中5日の登板となる。また、シーズン最終戦は9月29日、ア・リーグのディビジョン・シリーズは10月4日からなので、こちらも間に4日のブランクがある。ポストシーズン最初の試合には、4人のうち誰でも――マイリーということはないだろうし、バーランダーが有力だが――登板できるということだ。