移籍直前に300本塁打と400本塁打を達成した2人に続き、100勝目を挙げてマリナーズを去る!?
6月に入り、シアトル・マリナーズは2人のスラッガーを手放した。2日にジェイ・ブルースをフィラデルフィア・フィリーズへ、15日にエドウィン・エンカーナシオンをニューヨーク・ヤンキースへ放出した。
2人とも、あたかもマイルストーンを置き土産とするかのように、マリナーズを去っていった。ブルースの移籍は300号本塁打を打った2日後で、エンカーナシオンは400号本塁打の6日後だった(エンカーナシオンは401本目も、マリナーズで打った)。
この夏にマリナーズが放出する選手は、ブルースとエンカーナシオンだけではないだろう。その候補は、枚挙に暇がない。
トレードは成立しなかったものの、マイク・リークはアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移る直前だったようだ。シアトル・タイムズのライアン・ディビッシュが、6月上旬に報じている。ちなみに、リークは16日に勝利投手となり、通算白星を99とした。もしかすると、通算100勝目を挙げた直後に、マリナーズを去ることになるかもしれない。次の登板は21日の予定だ。
また、三桁のマイルストーンではないが、リークが通算100勝まであと1勝とした試合で、ディー・ゴードンは通算50本目の三塁打を打った。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、ブルースとエンカーナシオンの次にマリナーズが放出したがっている選手として、リークとゴードンの2人を挙げている。