松井秀喜の退団後、ヤンキース9人目の背番号「55」。次の10人目が現れるのはしばらく先!?

ドミンゴ・ハーマン(ニューヨーク・ヤンキース)Apr 18, 2019(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 松井秀喜の退団後、読売ジャイアンツの背番号「55」は、2009~13年の大田泰示(現・北海道日本ハムファイターズ)しかいない。

 一方、ニューヨーク・ヤンキースでは、開幕前にリリースされた球団のメディア・ガイドによると、2011~12年のラッセル・マーティン(現ロサンゼルス・ドジャース)から2017~18年のソニー・グレイ(現シンシナティ・レッズ)まで、8人を数える。今シーズンのドミンゴ・ハーマンは9人目だ。

筆者作成
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 9人のうち、マーティンはその前後の球団でも「55」を使用している。だが、他の8人は、他球団では「55」のユニフォームを着ていない。グレイの場合は、アロルディス・チャップマンがいて「54」が空いていなかったことが理由らしい。現在のレッズだけでなく、2017年の夏にヤンキースへ移る前も、グレイはオークランド・アスレティックスで「54」を背負っていた。

 また、ウェイド・ルブラン(現シアトル・マリナーズ)が「55」のユニフォームで投げたのは、2014年6月の1試合のみだ。ルブランは在籍も半月未満。昨年1月にヤンキースへ戻ったが、開幕前の3月下旬にFAとなり、直後にマリナーズと契約した。昨年、ノン・ロースター・インバイティー(招待選手)としてヤンキースのスプリング・トレーニングに参加した時は、「35」をつけていた。

 ハーマンは2017年6月にヤンキースからデビューし、その後は移籍していないが、メジャーリーグ1年目の背番号は「50」と「64」、昨シーズンは「65」、今春のスプリング・トレーニングでは「63」だった。

 今シーズンは、故障者の穴埋めとして開幕ロースターに入り、ここまで4登板(3先発、1救援)して計19.0イニングを投げ、防御率2.37を記録している。ハーマンは26歳。まだこれからとはいえ、彼の次にヤンキースで背番号「55」のユニフォームを着る選手は、しばらく現れないかもしれない。スタットキャストのデータによると、全投球のそれぞれ30%以上を占めるカーブと4シームは、どちらも空振り率が高い。

 ちなみに、ヤンキースで背番号「55」を使用したのは、1961~69年のスパッド・マリーが最長だ。ただし、選手や監督、コーチではなく、打撃投手として。マリーを除くと、2003~09年の松井が最も長く、1997~2002年のラミロ・メンドーサがそれに次ぐ。