汚い選手がまたしても汚いプレーをしでかした!?

マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)Mar 2, 2019(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)のプレーが、またしても物議を醸した。4月2日、マチャドは6回裏の打席で、一塁線寄りの本塁に近いところへ打ち上げた。捕手のジョン・ライアン・マーフィー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が走り出る。マチャドはその後ろをゆっくり走り抜ける際、マーフィーのそばにバットを置いた。マーフィーはバットから離れるように数歩動き、ボールをミットに当てて落球した。

 映像を観る限り、マーフィーはバットに影響されておらず、上を向いているので、バットに気づいてもいないように思える。マチャド自身も、マーフィーには接触していない。けれども、球審のビル・ウェルキーは守備妨害を宣告し、マチャドをアウトとした。判定に抗議したアンディ・グリーン監督は、退場となった。

 この試合を実況中継していたブロードキャスターのスティーブ・バヒュームは、マチャドの行為を「ブッシュ・リーグ」と評した。MLB.comの用語集は、この言葉について、プロフェッショナルのスタンダードより劣ることを表す、と定義している。

 捕手の邪魔をする意図が、マチャドにあったかどうかはわからない。本人は否定しているし、なかったと信じたい。球審のウェルキーは、守備妨害は意図の有無とは無関係だとコメントしている。また、バヒュームは、パドレスではなくてダイヤモンドバックスのブロードキャスターだ。

 ただ、11月に「汚いプレーをする汚い選手が、最高の大型契約をゲットする!?」で書いたように、マチャドには「前科」がある。昨年のポストシーズンで対戦したクリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)は「ダーティ・プレーヤーによるダーティなプレー(汚い選手による汚いプレー)」と語った。

 翌日の同じカードで、マチャドはシーズン最初のホームランを打った。その際、意図したかどうかはともかく、バット・フリップ(バットを放り投げる行為)はしなかった。