「平成の200勝投手」は3人。野茂英雄と黒田博樹は日米合算、残る1人は日本で214勝

野茂英雄 JULY 12, 1997(写真:ロイター/アフロ)

 現在、福岡ソフトバンクホークスの監督を務める工藤公康は、平成16年(2004年)に200勝目を挙げた。ただ、224勝中、最初の47勝は昭和に記録していて、平成に限ると177勝となる。

 一方、219勝の山本昌は、昭和の5勝を除いても、平成だけで214勝だ。平成に入ってからデビューした野茂英雄黒田博樹の2人も、日本プロ野球とメジャーリーグの白星を合算すると、200勝を超える。

筆者作成
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 野茂も黒田も、ドジャースの選手としてメジャーデビューし、ドジャースのユニフォームを着てそれぞれ81勝と41勝を挙げた。彼らとは異なるものの、山本の白星にも、ドジャースは関係している。昭和63年(1988年)にドジャースへ「留学」した山本は、そこでスクリューボールを習得した。山本の一軍デビューは昭和61年(1986年)だが、初白星は昭和63年(1988年)の帰国後だ。

 この年、山本はフロリダ・ステイト・リーグ(A)のベロビーチ・ドジャースで148.2イニングを投げ、リーグ2位(120イニング以上)の防御率2.00と4位タイの13勝(7敗)を記録した。ちなみに、防御率1位は1.81のケビン・ブラウンだが、後にドジャースで史上初の1億ドル・プレーヤーとなる投手とは別人だ。また、山本と並ぶ13勝のなかには、平成6~10年(1994~98年)に日本ハムファイターズで55勝を記録するキップ・グロスがいた。

 なお、日米を合算した平成の通算勝利で、山本、黒田、野茂の3人に次ぐ182勝の石井一久も、ドジャースで36勝を挙げた。18位(134勝)の前田健太は、現在もドジャースに在籍している。