メジャーリーガーになった大学アメフト最優秀選手は過去2人だが、今年の受賞者はそうなっても4人目!?

ティム・ティーボウ Mar 1, 2018(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 オクラホマ大のカイラ・マリーが、2018年のハイズマン賞に選ばれた。この賞は大学アメフト(NCAA)の最優秀選手に贈られ、O.J.シンプソンも1968年に受賞している。

 マリーのポジションはQBだ。また、外野手でもある。今年のドラフトで、マリーはオークランド・アスレティックスから全体9位指名を受け、契約金466万ドルを得た。その後も大学でアメフトを続けていて、まだマイナーリーグでもプレーしていないが、来年はスプリング・トレーニングに参加し、ベースボールに専念するらしい。スポーツ・イラストレイテッドのアンディ・ステイプルズによると、マリーは「できるなら両方やりたい。でも、どうすればそうできるのかわからない」と語ったという。

 メジャーリーガーとなったハイズマン賞の受賞者は、過去に2人いる。それぞれ、1950年と1985年に受賞した、ビク・ヤノビッチボー・ジャクソンだ。ヤノビッチは通算83試合で2本塁打に終わったが、ボーは141本塁打に加え、1989年のオールスター・ゲームでは特大のホームランを放ち、MVPに選出された。2人とも、MLBだけでなくNFLでもプレーした。

 だが、マリーが数年後にメジャーデビューしても、彼らに続く3人目ではなく、4人目になるかもしれない。ニューヨーク・メッツ傘下のマイナーリーグには、2007年の受賞者、ティム・ティーボウがいる。2年前の夏、ティーボウはNFLのキャリアを打ち切り、メジャーリーガーをめざすことを表明。メッツとマイナーリーグ契約を交わした。

 その時点で29歳になっていて、現在は31歳だが、2018年は前年より成績を向上させ、AAの84試合で打率.273と出塁率.336、6本塁打を記録した。来シーズン、ティーボウはAAAで開幕を迎える予定だ。年齢と成績からわかるようにプロスペクトではないが、シーズン途中にメジャーリーグへ昇格する可能性は皆無ではない。そうなれば、ヤノビッチとボーに続く3人目は、マリーではなくティーボウということになる。