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日米野球でホームランを打たれた投手はメジャーリーグをめざす!? MLBで同じ相手に再び打たれた投手も

宇根夏樹ベースボール・ライター
金子千尋/2014年の日米野球 November 14, 2014(写真:ロイター/アフロ)

 メジャーリーグでプレーした日本人投手のうち、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を含む23人は、NPBのメンバーとして日米野球に出場したことがある。そのうち、約半数の11人は、日米野球でメジャーリーガーにホームランを打たれた。

 彼らのなかには、日米野球の時と同じ相手に、メジャーリーグで再び打たれた投手もいる。野茂英雄トラビス・フライマン井川慶エリック・チャベス上原浩治トリ・ハンターに、日本でもアメリカでもホームランを喫した。日米野球の被本塁打から数えて、野茂は8年後、井川は5年後、上原は7年後のことだった。

筆者作成
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 また、小宮山悟フリオ・フランコは、1996年の日米野球のホームランを挟むような形で、1995年と1998年に千葉ロッテマリーンズでともにプレーした。

 なお、2014年の日米野球でメジャーリーガーにホームランを喫した4人は、誰もメジャーリーグで投げていないが、ジャスティン・モアノーに打たれた2人、金子千尋藤浪晋太郎は、これからそうなるかもしれない。ただし、モアノーはすでに引退しているので、彼らが再び対戦することはない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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