ワールドシリーズまで4勝の3チームは日本プロ野球の経験者を擁し、残る1チームには兄が日本にいる選手

ライアン・ブレイジャー(ボストン・レッドソックス)Oct 9, 2018(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ポストシーズンに残っている4チームのうち、3チームには日本プロ野球の経験者がいる。ロサンゼルス・ドジャースは前田健太(2008~15年/広島東洋カープ)、ヒューストン・アストロズはユリ・グリエル(2014年/横浜DeNAベイスターズ)、ボストン・レッドソックスはライアン・ブレイジャー(2017年/広島東洋)がそうだ。日本にいた当時の登録名は、グリエルが「ユリエスキ・グリエル」、ブレイジャーは「ライアン・ブレイシア」だった。

 ミルウォーキー・ブルワーズにもマイク・ザガースキー(2015年/広島東洋、2016年/横浜DeNA)がいるが、今シーズン、メジャーリーグでは2試合に投げただけ(5年ぶりにメジャーリーグのマウンドに立った)。ディビジョン・シリーズのみならず、ここからのシリーズでも、ロースターに入ることはないだろう。

 ただ、オーランド・アルシアの兄は、北海道日本ハムファイターズのオズワルド・アルシアだ。マイク・ムスタカスの伯父――ムスタカスの母の姉(伯母)の夫――トム・ロブソンは、1976年に南海ホークスでプレーし、千葉ロッテマリーンズでは、ボビー・バレンタイン監督の下で打撃コーチを務めた。

 また、ブルワーズはコーチ陣に、日本プロ野球の経験者を2人擁する。ブルペン・コーチのリー・タネルは、1991~93年に福岡ダイエーホークスで計51試合(35先発)に登板した。打撃コーチのダーネル・コールズは、1996年に中日ドラゴンズ、翌年は阪神タイガースで――その間にコロラド・ロッキーズを挟み――計193試合に出場した。

 なお、グリエルと前田は、日本プロ野球とメジャーリーグの両方で対戦している。合計12打数3安打。日米のどちらも、最後の打席はグリエルが打点を挙げたが、昨年のワールドシリーズでは前田が3打席とも討ち取った。グリエルとブレイジャーの対戦は、今年9月7日の1打席のみ。ブレイジャーが2番手としてマウンドに上がったところ、その初球をグリエルが捉えて二塁打に。こちらも走者を生還させた。

筆者作成
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 リーグ・チャンピオンシップ・シリーズは、ナ・リーグ(ドジャース対ブルワーズ)が10月12日(日本時間13日)、ア・リーグ(アストロズ対レッドソックス)は10月13日(日本時間14日)に始まる。ワールドシリーズは10月23日(日本時間24日)からだ。