ヌードを披露するアスリートたち。今年はサイ・ヤング賞投手や「野生馬」に、大物ゴルファーも
毎年、ESPNマガジンは「Body Issue(ボディ・イシュー)」と題した号で、アスリートたちのヌードを掲載している。うまい日本語が見つからないが、「肉体特集号」といったところか。今年は10年目。6月29日に発売される。
今年の16人中、メジャーリーガーは2人だ。2015年にサイ・ヤング賞を受賞したダラス・カイクル(ヒューストン・アストロズ)と、「ワイルド・ホース(野生馬)」のニックネームを持つヤシエル・プイーグ(ロサンゼルス・ドジャース)が、ヌードを披露。それぞれ、自身のツイッターでも一部を紹介している。
他にも、今年のアスリートには、ゴルフのグレグ・ノーマン、サッカーのズラタン・イブラヒモビッチ、フィギュア・スケートのアダム・リッポン、陸上競技のトリ・ボウイらがいる(そう、男性だけではない)。NBAのカール-アンソニー・タウンズもその一人だ。彼らのヌードは、過去に脱いだアスリートたちを含め、ESPNのホームページでも、見ることができる。
メジャーリーガーは毎年登場しており、カイクルとプイーグは11人目と12人目だ。なかでも異彩を放つのは、プリンス・フィルダーだろう。彼の体型を知っている人はわかるはずだ。ジョン・クラックが放った名言(?)、「俺はアスリートじゃねえんだよ、おばさん。ベースボール・プレーヤーなのさ」が思い出される。
なお、この企画は、スポーツ・イラストレイテッドの「水着特集号」に対抗して始まったのではないかと思われる。こちらは、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)の妻であるケイト・アップトンをはじめ、ほぼ全員が女性ながら、妻とともに登場したメジャーリーガーもいる。チャック・フィンリー、アレックス・ロドリゲス、マーク・マグワイア、ロジャー・クレメンス……。アルバート・プーホルス(ロサンゼルス・エンジェルス)も2002年の号で、自身はセントルイス・カーディナルスのユニフォームを着ているものの、水着姿の妻を抱き上げている。