1試合2ケタ奪三振のストリークが、日米で同時進行。則本昂大もクリス・セールもあと1試合で最長に並ぶ

クリス・セール(ボストン・レッドソックス)Apr 15, 2017(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

日本プロ野球とメジャーリーグで、1試合2ケタ奪三振のストリークが進行している。東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大は、4月19日から5月17日にかけて、5試合連続で10三振以上を奪った。ボストン・レッドソックスのクリス・セールは、4月10日から5月13日に、10奪三振以上を7試合続けている。

日本プロ野球の最長記録は6試合連続だ。1991年に近鉄バファローズの野茂英雄が打ち立てた。メジャーリーグでは8試合連続が最も長い。1999年にレッドソックスのペドロ・マルティネスが記録し、2015年にシカゴ・ホワイトソックスで投げていたセールが並んだ。

則本もセールも、次の登板には最長タイ記録がかかる。2人のうち、先にマウンドに上がるのはセールだ。5月19日(日本時間20日)のオークランド・アスレティックス戦に先発する。則本の登板日はまだ未定だが、5月23~25日に行われるオリックス・バファローズとの3連戦で投げる可能性が高い。

セールはアスレティックス戦に通算7先発しているが、2ケタ奪三振は2012年8月の1試合しかない(今シーズンの対戦はなし)。則本はオリックス戦に通算19先発していて、2ケタ奪三振は5試合を数える。そこには、今月3日の試合も含まれている。

この結果からすると、セールのストリーク継続は難しく思えるかもしれないが、そうとも言えない。例えば、セールが昨年8月に対戦したアスレティックスの打者9人のうち、2人はすでにチームにおらず、2人は故障者リストに入っている。

セールの奪三振率(K/9)は昨シーズンまでの通算が10.09、今シーズンは13.04で、対戦した打者を三振に仕留める割合(K/BF)も27.9%→38.8%と上昇している。また、則本のK/9は9.08→12.24、K/BFは24.5%→32.7%だ。2人とも最長記録に並ぶだけでなく、新記録の樹立もありそうな気がする。

追記:5月19日の試合で、セールは10三振を奪った。