先日ある大学の社会学部の講座でお話していた時のこと。ある学生さんから、メディアで話題になっているHSP(Highly Sensitive Person)に自分も当てはまるようで気になっていると聞きました。繊細で感じやすい人、HSPについて考えます。

相談ケース

私自身がHSP気質のようなところがあり、日常生活を送る上であまり普通の人は気が付いていないような生きづらさを感じることがあります。

解決へのヒント

人がどのくらい物事を気にして悩んでいるか、ということは、外から見てもわからないものですよね。私自身、医師として相談者と関わることで初めてその方がどのくらい物事を苦にしたり、傷ついたりしているかがわかるのですが、よほど深く関わらないと見えてこないものです。

平然としているように見えて意外と気にしている方もいれば、その反対の人もいます。ですからまずは「物事を気にしたり傷ついてばかりいる自分は普通じゃない」と決めてしまわないでください。

もう一つ言えることは、初めて受ける種類のストレス、例えば人間関係における嫌なことや慣れない場面での緊張は、強く心に刻み込まれます。その意味では、若い方や環境の変化が多い人ほど衝撃の頻度は多くなり不安になることもあるでしょう。ですから進学や就職、転職など人生の新たな局面を迎える時には、心が衝撃を受けやすいということを知り準備しておくことが必要です。ではどんな対応が必要か考えましょう。