■45歳で超高齢初産をして、子連れ結婚へ

歌手の華原朋美さん(47歳)が、所属事務所社長兼マネジャーの40代一般男性とのご結婚を発表されました。おめでとうございます! 波乱万丈の人生を歩む彼女ですが、公私ともに頼れるパートナーを得たことで今後もご活躍されることでしょう。

今回の華原さんの結婚報道を拝見し、40代の婚活女性は見習うべきところがあると感じました。まずは、45歳で超高齢初産をして、別のお相手と子連れ結婚をするというバイタリティです。

華原朋美さんは、2019年8月に45歳で男児を出産しています。出産年齢について考察すると、日本の平均閉経年齢は約50歳で、「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」では40代の出産は全体の5.8%、45~49歳の出産は0.18%(※)とかなり少数であることがわかります。

妊娠発表時も出産後も結婚については言及せず、子供の父親は一般男性とだけ明かされ、様々な憶測を呼びました。しかし、ご本人は至って幸せそうだったのが印象的。当時の取材に、「赤ちゃんは私にも幸せをくれて、未来が明るくなってすごく楽しい」と答えていらっしゃいました。

年齢的にも覚悟が必要で、お相手とは結婚はできない事情があった。それでも子供を産みたいという強い意志と目的意識の強さが現れています。

■子持ちとなり、「結婚前提の真剣交際」を選択

一方で、今回の結婚相手とは出会いから2年半経ち、今年の2月から結婚前提で交際開始と報道されています。お相手の第一印象について、オンライン会見によれば「『この人と一緒においしいご飯を食べに行ったら、もっとおいしくなるのかな』とか『うちの息子も喜ぶんだろうな』とか、そういうことばっかり考えた」と語っていらっしゃり、出会いの時からお相手を「お子さんの父親として」の観点でじっくりと見極めてきたことがわかります。お子さんを持ったことで、衝動的な恋愛を卒業され、結婚前提の真剣交際を選択されたのです。

■伝統的なプロポーズに表れる、男性の覚悟

また、プロポーズの内容も印象的でした。華原さんはプロポーズの様子について「膝をついて結婚してくださいって(中略)こんなことってホントにあるんだなって。船の上で言われたんです。(中略)スタッフさんとかがいる前で」と説明していました。

男性が片膝をついて「Will you marry me?」と女性に聞く。これはアメリカの伝統的なプロポーズの形式。

私の結婚相談所の名前でもありますが、婚活現場ではこういった伝統的な形式にのっとったプロポーズを推奨しています。婚活アドバイザーがプロポーズの内容やタイミングを把握し、支援やアドバイスをすることもあります。その理由は、こういった伝統的なプロポーズをすることで、結婚の重みや覚悟をお互いが感じられるからです。華原さんご夫婦の場合は、スタッフさんが近くにいる仕事現場。かなりの覚悟を背負っての行動にほかなりません。

■婚活実例! 40代子連れの結婚には「2つの要素」の両立を

華原さんの結婚報道について、もうひとつ別の視点でも考えていきましょう。それは、未就学児の子連れ結婚です。婚活現場でも、子連れ結婚(再婚)を望むシングルマザーからの相談が多く寄せられます。

先日いらっしゃったのは、華原さん同様の40代シングルでの出産をされた方。43歳で高齢出産し、現在46歳で3歳のお子さんがいる女性です。「小学校に入ってから途中で子供の苗字が変わるのは避けたい」と入会されました。小学校入学までに、新しい人生の土台を作りたいということで、未就学児のお子さんをかかえて婚活に挑む方は増加傾向です。そんな彼女は、お相手選びに2つの要素を求めていらっしゃいました。

1.子供の「お父さん」にふさわしいか

まずは、子供にとっていいお父さんになるかどうかの見極めです。子育てが終わってからの50歳の再婚では、再婚相手はあくまで「母親のパートナー」として子供に理解を得るご夫婦が多い印象です。しかし、子育て真っ最中の場合は違います。未就学児は1歳から7歳未満の小児期にあたり、自我の形成とともに父親の存在意義を深く理解する年頃です。子供にとって大切な父親の役割を担ってほしい、いっしょに子育てをしてほしい、と思うのが母心となります。

まずは、血縁ではない子供を我が子として育てられる人間性かどうか。そして、経済力も必要です。さらには、家事や育児、寝かしつけや送り迎えなどへの具体的な協力度も見極めなくてはいけません。家庭的でなければ選ばない、そういう目線で見ることが必要になります。

2. 「彼氏」として癒しや情熱を与えてくれるか

子連れ結婚の女性は、「ただ好きな人」よりも「子供にとっていい人」を重視した結婚を望む方が多いもの。とはいえ “子育てのためだけの結婚”ではないので、一生を添い遂げるパートナーという視点での見極めも必要です。

今や40代はオンナ盛りでもあります。人として尊敬できる仕事や人柄はもちろんですが、異性として恋愛相手として情熱を感じられるような相手を望まれていました。子供がいる自分の状況をすっぽりと受け入れ、女性としても癒してくれる、包容力のある男性が適任です。

お父さん的な要素と、彼氏としての両方が欲しいというのは、欲張りな本音かもしれません。しかし、連れ子がいれば、あいまいな基準で子供を振り回す結婚・再婚はできません。子供がいてもいなくても、40代からの婚活には、欲しいものを手に入れたい!という強い思いが必要なのです。

華原さんも、目的に対して一途な「自分軸」の生き方を徹底されたことで、最愛のお子さんと旦那様を見つけられました。末永くお幸せにお過ごしください。

※出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/dl/08_h4.pdf