「あっぱれ!」は母校の東海大大阪仰星高ラグビー部の全国制覇に、と決めていた。一挙に3つ!箱根駅伝を大会新記録で総合優勝した青山学院大、創部51年目でニューイヤー駅伝を初制覇したHonda(ホンダ)にももちろん、あっぱれな気持ちがあったので、母校のあとに、それぞれあっぱれな気持ちを贈呈させていただいた。

 TBS系「サンデーモーニング」に生出演。張本勲さんの後任として、初めてのレギュラー出演となった。「新ご意見番」なんて大上段に構えるつもりはなく、スポーツで頑張っている人たちにエールを送っていきたいと思っている。

 「あっぱれ!」にも「喝!」にも、自分の中で基準を作るつもりはない。あのコーナーで見て、いいな、頑張っているな、感動させてもらったよというアスリートや指導者、スポーツ関係者には「あっぱれ」をと思っている。1週間のスポーツニュースを凝縮して取り上げるのだから、世界一や日本一になるような活躍をした選手たちがほとんどだ。

 成績を残せなかったり、ミスをした選手も一生懸命にやった結果だと思っている。簡単に「喝!」は出したくはないのが本音である。ラグビー部との比較で、母校の野球部に出した「喝!」は完全な「流れ弾」(笑)。いつも応援している愛情の裏返しと受け取ってほしい。

 この日のゲストは落合博満さん。緊張した(笑)。落合さんは、ルーキーイヤーに24本塁打をマークした阪神の佐藤輝明選手について、「基礎体力がない」と指摘されていた。深くうなづく点があった。プロと学生の最大の違いは、シーズンが長丁場であるということだ。

 プロの体になれば、いろんな意味で体力はついてくる。しかし、最初からそうではない。足りない基礎体力をどう補うか。うまく休みを入れながら、一方でシーズン中にも体を鍛えながら・・・。1年の時間をどう使うかがわからないと、「ガス欠」を起こしてしまう。

 佐藤選手の器の大きさは誰もが認めるところだと思う。オフは、今年の反省を生かし、2年目シーズンをどう乗り越えていけばいいかを考える時期でもある。プロで生き抜くための「野球脳」を鍛え、来季の飛躍につなげてほしい。

 私自身も冬のスポーツを見たりして、見識を広げる1年にしたいと思っている。実は、張さん(張本氏)が番組を「卒業」されるあたりで、TBSさんからは声をかけていただいていた。いつも楽しく絡ませてもらっているひちょり(森本稀哲氏)、「張さんの後任に」と淡い期待を抱かせてしまってごめんね(笑)