現在『水道橋博士のメルマ旬報』『日刊サイゾー』『週刊SPA!』『日刊ゲンダイ』などにテレビに関するコラムを連載中。著書に戸部田誠名義で『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』(イースト・プレス)、『有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』、『コントに捧げた内村光良の怒り 続・絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』(コア新書)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)など。共著で『大人のSMAP論』がある。
記事一覧
- 『カムカムエヴリバディ』ジョーと戦後ジャズ
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の「るい」編で重要なモチーフになっているのは、ジャズだ。では当時、日本でジャズやジャズミュージシャンがどのような境遇にあったのだろうか。
- 満島ひかりのふざけ方
現在公開中の『サンダーバード55/GoGo』でペネロープ役の吹き替えを行った満島ひかり。彼女は「ふざけてることが一番」と語る。その真意とは?
- オダギリジョーは「謎の男」である
『カムカムエヴリバディ』でヒロインの深津絵里とのみずみずしいやりとりが話題のオダギリジョー。彼の役柄は「謎の男」が多い。そんな彼の“謎”の魅力とは何か
- 芸人の「涙」で振り返る2021年
2021年のテレビバラエティを振り返ると、あまり泣く姿を見せない芸人が涙を流したシーンが例年よりも多かった印象がある。そんなシーンを振り返ってみたい。
- “ライフ・イズ・ビューティフル!” 錦鯉、「後輩に300円借金」から「50歳のM-1王者」までの軌跡
12月19日に行われた『M-1グランプリ』で優勝を果たした錦鯉。2020年後半頃からテレビでも活躍し始めた彼らの『M-1』優勝までの軌跡を振り返った。
- “万年2番手”だった麒麟・川島はいかにして前代未聞の朝の“お笑い”番組『ラヴィット』を作り上げたのか
つい最近まで「万年2番手」などと呼ばれていた麒麟・川島。そんな彼が司会の『ラヴィット!』はいかにして朝の番組には似つかわしくないお笑い色の強い情報番組となったのか。立ち上げプロデューサーに話を聞いた。
- 今この瞬間が面白いーー笑福亭鶴瓶の「バケモン」じみた信念
7月2日より笑福亭鶴瓶を被写体にしたドキュメンタリー映画『バケモン』が全国公開される。そんな鶴瓶が落語にこだわるのはなぜか。
- ソニー芸人と「Beach V」とハリウッドザコシショウ
かつては「芸人の墓場」などと呼ばれていたソニー(SMA)。だが、現在では各賞レースの優勝者やファイナリストが揃う超個性派実力者集団に成長した。その戦略とはどのようなものだったのか。
- 有吉の“壁”を乗り越えた夏目三久の“恐ろしさ”と、“らしい”決断
有吉弘行と結婚した夏目三久が『かりそめ天国』に出演し、『怒り新党』が一夜限りの復活を果たし、その場で今秋での事実上の引退を発表した。かつての夏目三久を振り返る。
- 志村けん死去から一年 “友達”千鳥・大悟が学んだ「お笑いの教科書1ページ目」
ちょうど1年前の3月29日に志村けんが新型コロナウイルス肺炎で急逝した。晩年、志村と公私ともに親交が深かった千鳥・大悟との関係性や証言を通して志村けんの「笑い」に対する考え方を振り返ってみたい。
- 野口五郎にハイキック? 五木ひろしはなぜ歌うとき、拳を握るポーズをするのか
『紅白』50連続出場の歌手・五木ひろしはかつて沢村忠をスターにしたキックボクシングの事務所に所属していた。それは一体なぜなのか。
- お笑い界は新しい時代に突入か 年末年始のバラエティ番組から2021年を展望する
大なり小なりコロナ禍の影響を受けた年末年始のテレビ番組。お笑い・バラエティ番組にフォーカスしてそれを振り返りつつ、2021年を展望する。
- 売れた要因のひとつは「え」の歌声――城田優の原点
いまやミュージカル界を代表する俳優であり画・ドラマなどの映像作品から、歌手としての音楽活動まで幅広い活躍を見せている城田優。彼が自ら「原点」だと語る作品とはどのようなものだったのだろうか。
- 「しゃべらない漫才」で上沼恵美子との“因縁”に終止符 M-1新王者・マヂカルラブリーのギャンブル
M-1新王者となったマヂカルラブリー。彼らが優勝の裏には、ひとつの大きなギャンブルがあった。
- 「M-1グランプリ2020」決勝戦、キーワードは「泥臭さ」 今回の見どころは
いよいよ本日生放送される『M-1グランプリ』。どのような戦いになるのだろうか。
- 「大金を掴みたい」生きづらさをコントに昇華するサスペンダーズの人生の目的
東京03・飯塚やGAG・福井など当代随一のコント師がこぞって絶賛する若手コントコンビ「サスペンダーズ」。彼らの意外な野望とは?
- 「何が起こるか読めてしまうのが嫌」フワちゃん、ムラムラタムラを“発掘”した「アングラD」が求めるもの
『有田ジェネレーション』で「アングラD」の異名をとり、フワちゃんをいち早くテレビに出演させた他、桐野安生、ムラムラタムラなど個性派芸人を発掘しているフリーディレクターの松本健人。彼が求めるものとは?
- 「10分だけ時間をくれ!」ムラムラタムラのフリー芸人としての戦い方
「もっこりからのりーもこちゃん」とハイテンションで叫び『有田ジェネレーション』で「神回」を作り出し話題を呼んだムラムラタムラ。なぜ彼はフリーという道を選んだのか。その戦い方や将来の野望とは何か。
- “ニコ動世代”の「アングラ芸人」ムラムラタムラはいかにして生まれたのか
ハイテンションで「もっこりからのりーもこちゃん」と叫ぶ謎のアングラ芸人・ムラムラタムラ。一体彼は何者なのか。その正体を探るべくロングインタビューを敢行した。その意外なルーツとはなにか。
- 「1人でいたくないのに、1人でいたい」壮絶な家庭環境だった大東駿介を救った意外な芸人
“別居婚”が報じられた大東駿介。家庭崩壊を経験し、「家族という言葉にどうしても拒否反応がある」と語った大東の壮絶な家庭環境とはどんなものだったのだろうか。
- 「こんな音痴なツッコミは見たことがない」と言われた男が「理想的なツッコミ」と粗品に絶賛されるまで
身長182cm、体重160kgの巨漢のボケ・大鶴肥満と霜降り明星・粗品が絶賛するツッコミで大喜利も得意な檜原洋平からなるコンビ「ママタルト」がにわかに注目を浴び始めている。彼らは一体何者なのだろうか。
- “ヤバい奴らのヤバい飯”を撮るヤバい男の原点――『ハイパーハードボイルドグルメリポート』1日深夜放送
本日1日深夜、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の新作が放送される。毎回大きな話題を呼ぶこの番組を演出しているのは上出遼平。その原点はどこにあるのだろうか。
- 【追悼】ザ・ドリフターズにとって志村けんとはなんだったのか
志村けんが、29日、東京都内の病院で亡くなった。彼が世に出ることになったのはザ・ドリフターズ。そのドリフにとって志村けんはどんな存在だったのか。
- ジャニーズ、チャン・グンソク、源頼朝…売れっ子に「感謝に∞」 変なことをしたい――ダジャレ漫才進化論
カズレーザーに「天才」と絶賛されるじぐざぐ。ダジャレを駆使したその漫才はどのように進化していったのか。
- 東京03飯塚の助言で救われたザ・マミィ 「生きていたら変だった」そのキャラクターの活かし方
コント師として頭角を現してきているザ・マミィ。彼らが得意とするキャラクターコントはどのように作られるのか。コント芸人の現状と未来は? そして東京03飯塚ら先輩からの助言とは?