シリーズ60万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」(三笠書房)などの著者。ビーンスター株式会社 代表取締役。社会構想大学院大学 客員教授。日本広報学会 常任理事。中小企業から国会まで幅広い組織を顧客に持ち、トップや経営者のコミュニケーションアドバイザー/トレーナーとして活動する他、全国規模のPRキャンペーンなどを手掛ける。月刊「広報会議」で「ウェブリスク24時」などを連載。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際広報)卒業。公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会元理事。防災士。
記事一覧
- 不可思議な対応続く秀岳館は学校全体のガバナンスが問われている
「サッカー部コーチの暴力行為」が問題から、監督の言動も、学校の会見も、不可思議な対応が続いている。対応のまずさによって、学校のガバナンスが問われる事態になってしまった。
- 「アバクロの盛衰」はサステナビリティを考える最高の題材だ
Netflix「ホワイトホット:アバクロンビー&フィッチの盛衰」は、かつての大人気ブランドが凋落するまでを追うドキュメンタリーで、ブランドとサステナビリティを考える上で大変参考になる作品だ。
- ゼレンスキー大統領が国会演説で訴えた「平和へのリーダーシップ」
ウクライナのゼレンスキー大統領が国会で演説した。最大の見どころは、日本に「平和のためにリーダーシップを発揮してほしい」と訴えたことだろう。
- 世界を揺さぶるウクライナ・ゼレンスキー大統領の言葉
ロシアによるウクライナへの攻撃で、ウクライナのゼレンスキー大統領に注目が集まっている。有事のリーダーのコミュニケーションとしても参考になることから、注目のポイントを紹介したい。
- 魅力度ランキングに群馬県知事「立腹」のお陰で分かったこと
群馬県の山本一太知事が「魅力度ランキング」について「法的措置を検討」などと語ったことが報じられた。他の知事の反応も含めて調べたところ、思わぬ発見があったのでまとめることにした。
- みずほのポジティブすぎる謝罪会見
謝罪しているのに、表現はむしろ力強く積極的で前向き。そもそも原因が分かってないのに会見を開く。半年に5回もシステムトラブル起こしても責任を取って辞めるとは言わない---。そんな異色の謝罪会見だった。
- 閉会式には間に合う!「話が長い」と言われたくないあなたに「バッハの教訓」
「長い」「校長先生かよ」などと注目を集めたIOCバッハ会長の開会式でのスピーチ。よく見るとすぐに避けられる失敗のポイントがいくつかあったので、「バッハの教訓」としてまとめてみた。
- フジHD社長の「決して真似てはならない」記者会見
4月8日のフジHD社長会見は、自ら疑念を深める失敗説明だった。会見の体裁、話す姿勢、伝えるメッセージのすべてが×で、会見をきっかけに新たな不信感を招く典型例だ。
- 五輪スポンサー、声明を出した企業・出さなかった企業
五輪スポンサー企業が相次いで出した森(元)組織委会長発言に対する声明は、各企業の今回の問題へのスタンスの差を浮き彫りにしている。
- 森会長会見は「決してやってはいけない」典型例
自らの不適切発言の謝罪・撤回を目的に五輪組織委の森会長が4日に開いた記者会見は、会見目的を意識しない、開き直り・逆ギレ・逆質問・暴露・強引打ち切りという「決してやってはいけない」会見の典型例だった。
- 菅首相が官房長官時代から使い続ける「悪い口癖」
菅首相が官房長官時代から今なお使い続けている悪い口癖がある。「仮定の質問には答えない」だ。かつて危機時のメディア対応で正解とされていた答え方だが、すでに時代遅れでトップの伝え方としても不適当だ。
- 渡部建は都合よく謝罪したが、注目はそこではなかった
急きょ開かれたアンジャッシュ渡部の会見は、テレビ復帰に向けた都合のいい謝罪に思わせたが、謝罪会見としての大きな見どころは、「言えない」と連発した後半部分だった。
- こんなに差があったのか。新型コロナ知事会見ウォッチ47都道府県比較
新型コロナで47都道府県庁の全てが知事会見を公開し、41都道府県が手話対応、少なくとも13都道県がネット生中継していた。知事会見動画は今やステイホームで全国のお国柄を味わえるコンテンツになっている。
- 緊急事態宣言後の47都道府県オンライン広報力の格差を何とかしたい
緊急事態宣言が全国に拡大されて1週間。外出自粛を促し、何でも「オンラインで」と呼びかける47都道府県庁の「オンライン広報」への取組みを調査したところ、格差が明らかになった。緊急の見直しと強化が必要だ。
- 新型コロナの記者会見は布マスクにしませんか?
新型コロナウイルスに関する記者会見では、そのメッセージ性を考慮して、会見者には「布マスク」で臨むことを提案したい。
- 新型コロナウイルスが変えた入社式と社長メッセージ
新型コロナウイルスの影響で入社式が様変わりした。社長メッセージも動画を活用するなど形を変えた。そこで百社以上の社長メッセージを見て、各社の現状認識とメッセージ内容の違いを追った。
- 日大学長のズレた会見
5月25日に開かれた2時間少々の日本大学・大塚学長の会見は、日大にとって混乱収束の貴重な機会だったが、うまく活かせなかった印象だ。
- 日大は学生一人をカメラの前に晒した
加害者側の選手が記者会見を開いた。本来、横にいるべきチームの監督やコーチはおろか、日本大学の関係者は一人もいなかった。
- 行政の災害広報、ネットはおまけでいいのか?
北朝鮮のミサイル発射に伴うJアラートが作動し、直後に日本列島を直撃している台風18号によって各地で避難勧告や避難指示が出される中、各都道府県で災害広報の体制に大きな差が生まれている。
- 熊本地震「車中泊」+「SNS拡散」による「二次災害」を防げ
熊本地震の大きな特徴は、避難者の「車中泊」と被災地情報の「SNS拡散」が多いことです。この2つの組み合わせで起きる問題への対応の遅れが、今、新たな問題を引き起こそうとしています。
- 平均69才の結婚式を見てきた
70才くらいの人たちが30組ほど集まる「合同結婚式」。ほとんどメディアにも公開されてこなかったイベントが、今回、写真インタビューOKとのことで、実際の様子を体験レポートとしてまとめます。
- IBM、マイクロソフト…中国PM2.5は「商機」いろんな企業が攻めている
ここ数週間、中国の大気汚染PM2.5が深刻だと繰り返し報じられています。中国政府の対策にはっきりした効果が感じられない中、さまざまなPM2.5対策ビジネスの話題が広がりはじめました。
- 中国のPM2.5は海外勢の力なしに対策強化は無理そう
中国・北京などでPM2.5が深刻な状態になっているというニュースが繰り返し報じられている。中国政府は対策に力を入れているというが、自助努力だけではどうも状況の大きな改善が難しい雰囲気が漂っている。
- 東日本豪雨で格差浮彫り!災害時の自治体広報の課題
栃木・茨城・宮城に特別警報が発令された大雨で自治体の広報に大きな差が見られました。暮らす町の差が危険度の差にならないよう、この先少しでも減災につながることを願って、まとめておきたいと思います。
- トヨタ社長会見は模範的、でも常務はアウトです。
トヨタ女性役員の逮捕に対するトヨタの対応はどうなのか? シロ・クロが分からない捜査中の段階で社長は何を言うべきか、広報面から分析と解説。トヨタは現段階まで模範的な対応を見せているが・・・。