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「コロナで会えない」「仕事が忙しい」でお断り。それ、本当の理由ですか?~おみおじリポート(107)~

大宮冬洋フリーライター
婚活に再挑戦中の男性。「散髪の後に美容師さんに撮ってもらいました」(本人提供)

マッチングアプリで知り合った女性に「結婚自体が考えられなくなった」と言われました

※2022年6月22日追記。田崎さんはオネット活動開始から半年が経過し、自動退会となりました。残念ながらオネットでは良き縁をご紹介できることはできませんでしたが、彼の幸せを祈りつつ見送りたいと思います。

 こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。

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 さて、婚活には試行錯誤による自己発見が必要だと僕は思います。「私はこういう人と結婚したい!」と思っても、周囲から見たら全然つり合いがとれていなかったりするからです。つり合いと言っても家柄などの古臭い意味ではありません。支え合えて周囲からも喜ばれる夫婦になる予感がすることです。そのためには失敗体験を通して自分を客観的に知っていくことが避けては通れません。

 前置きが長くなりましたが、旧オネットでお世話をさせてもらっていたシステムエンジニアの田崎光博さん(仮名、45歳)が復帰します。僕がおみおじ活動を休止していた間も田崎さんは結婚相談所やマッチングアプリで積極的に婚活を続け、2人ほどの女性と真剣交際。しかし、どちらの女性からも最終的にはお断りをされてしまったそうです。

「ペアーズで知り合った35歳の彼女とは最初からメッセージのやり取りがスムーズだったので、今年の春ごろから付き合い始めたんです。東海地方の実家に住む親御さんの体調が良くないと心配していました。彼女は実家に戻ったきり東京には帰って来ず、面と向かって話さないまま別れることに。彼女自身も体調を崩して結婚自体が考えられなくなったと言われてしまいました……」

田崎さんは身長180センチの草食系スポーツマン。「内心ムッと来てもケンカしたりはしませんよ。スポーツで熱くなることはありますけど(笑)」(本人提供)
田崎さんは身長180センチの草食系スポーツマン。「内心ムッと来てもケンカしたりはしませんよ。スポーツで熱くなることはありますけど(笑)」(本人提供)

穏やかでいい人なのに5年間も結果が出ないのは「狙う層」を間違えているからです

 結婚相談所で真剣交際に至った女性からもコロナを理由に会えないと言われることが続き、最終的には仕事の忙しさを理由に断られてしまったそうです。

 気が付くとマチコ先生の顔が険しくなっています。怒っているのではなく、真剣に考えているときの表情です。どうしたんですか?

「あ、すみません。田崎さんは見た目も爽やかで穏やかでいい人なのに、どうして5年間も結果が出ないのかを考えていました。コロナや仕事の忙しさは言い訳に過ぎないのだと思います。狙う層を間違えているのではないでしょうか?」

 いきなり核心を突くマチコ先生。できれば子どもが欲しいという想いがある田崎さんは30代半ばまでの女性にアプローチをし続けてきたようです。しかし、マチコ先生によればこの年齢層は内心では余裕があります。10歳も年上の男性との結婚話をスピーディに進めようとはしません。

「もっとギリギリを狙いましょう。具体的には41歳あたりです。同じ人ならば若いほうが子どもを作りやすいのは当然ですが、30代前半でも不妊に悩んでいる方は少なくありません。個人差があるのです。別々の人であれば、35歳も41歳もあまり変わりません」

 子どもを産めるかどうかだけではなく、女性を一人の人間として見てほしいと強調するマチコ先生。その順番を間違えると、結婚生活はうまくいきにくいからでしょう。

田崎さんの趣味の一つはバスケットボール。「コロナでしばらく休んでいましたが、そろそろ再開したいと思っています」(本人提供)
田崎さんの趣味の一つはバスケットボール。「コロナでしばらく休んでいましたが、そろそろ再開したいと思っています」(本人提供)

パートナーから刺激を受けたりお互いに支え合ったりして豊かな結婚生活をしたい

 話し上手とは言えない田崎さんですが、マチコ先生からはっきりと指摘されて本音を語る気持ちになったようです。ときにはぶつかり合いも大事なのですね。

「僕の伝え方に語弊があったようですね。僕はパートナーから刺激を受けたりお互いに支え合って豊かな生活をしたくて結婚を望んでいて、子どもはその一要素です。結婚相手との間に子どもができなかったとしても、海外旅行やドラマ鑑賞、スポーツ観戦、飲食などで何か共通の趣味を見つけて、感想を言い合えるような関係でありたいと思っています」

 実家は神奈川県にありますが、自分は東京都内で長く一人暮らしをしている田崎さん。新型コロナウイルスの影響で仲間とのバスケットボールは休止中で、「自由だけど変化に乏しい一人暮らしは卒業したい」という気持ちが強くなっているとのこと。そして、結婚生活への備えも整っています。

旅行先のカナダにて。アルゴンキン州立公園内のキャンプ場の湖畔、だそうです。(本人提供)
旅行先のカナダにて。アルゴンキン州立公園内のキャンプ場の湖畔、だそうです。(本人提供)

年収600万円弱。20代の頃から続けている投資は今のところトータルでプラス

「数年前に転職をしましたが、職種は変わらずにSEで、会社の規模も30人ぐらいとあまり変わりません。年収は600万円弱です。現金の貯蓄は半年分の備えをして、残りは株式、投信、iDeCo、NISAなどへの投資に回しています。投資は20代の頃から続けていて、今のところトータルではプラスです」

 なお、パソコンを自作するほど機械関係は得意で、車の運転も大好き。「結婚したら車の運転は任せてほしい」とのこと。子どもがいてもいなくても頼もしい夫になる要素が満載ですね。

「早めに結婚したい田崎さんには、やはりアラフォーの女性がお勧めです。積極的にならざるを得ない年齢なのでお見合いしてからも話が早いと思います。今度こそ、半年間で結果を出しましょう!」

 気合を入れるマチコ先生。田崎さんの表情も引き締まりました。半年と言わずに3か月後ぐらいにはいい報告を聞いている予感がします。

都内の飲食店にて。食べ歩きも好きな田崎さん。食事の感想を気軽に言い合えるような女性との穏やかな暮らしを望んでいます。(本人提供)
都内の飲食店にて。食べ歩きも好きな田崎さん。食事の感想を気軽に言い合えるような女性との穏やかな暮らしを望んでいます。(本人提供)

※文中の受けオネット会員は仮名です。田崎さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方(=攻めオネット会員になりたい方)はこちらをご覧ください。

フリーライター

僕は1976年生まれ。40代です。燦然と輝く「中年の星」にはなれなくても、年齢を重ねてずる賢くなっただけの「中年の屑」と化すことは避けたいな。自分も周囲も一緒にキラリと光り、人に喜んでもらえる生き方を模索するべきですよね。世間という広大な夜空を彩る「中年の星屑たち」になるためのニュースコラムを発信します。著書は『人は死ぬまで結婚できる』(講談社+α新書)など。連載「晩婚さんいらっしゃい!」により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。コラムやイベント情報が読める無料メルマガ配信ご希望の方は僕のホームページをご覧ください。(「ポスト中年の主張」から2017年3月に改題)

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