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100人が挑戦したミステリーワインって何? 秋葉原でもおいしいものが食べられる場所

東龍グルメジャーナリスト
ノーガレモンサワー (C) 東龍

秋葉原のイメージ

秋葉原といえば何をイメージするでしょうか。

多くの方は電気街という印象をもっているのではないかと思います。カメラやパソコン、ゲームやソフトウェアといった家電を販売している店が多いですが、その一方で、飲食店は少ないです。

秋葉原へ訪れた時、食べるところがなくて、困った経験がある人は多いのではないでしょうか。

ましてや、オシャレな空間の中でおいしいものが食べられ、大切な人との会食でも自信をもって連れて行ける飲食店となると、なかなかないのかもしれません。

ノーガホテル 秋葉原 東京がオープン

ノーガホテル 秋葉原 東京 (C) 東龍
ノーガホテル 秋葉原 東京 (C) 東龍

しかし、もうこのような心配もなくなりました。

なぜならば、2020年9月1日にノーガホテル 秋葉原 東京がオープンしたからです。

館内にあるスパニッシュ・イタリアン「PIZZERIA & BAR NOHGA(ピッツェリア&バー ノーガ)」では、本格的なピッツァとバリエーション豊富なタパスが楽しめます。

バーエリア (C) 東龍
バーエリア (C) 東龍

ダイニングエリアの他に、ラウンド型の洗練されたバーエリアも併設。賑やかな雰囲気の中で、お酒と料理を心ゆくまで楽しめるとあって、秋葉原の新スポットとして話題になっているのです。

ミステリーワイン

ここだけでしかできない体験が「ミステリーワイン」(1,600円)。ワインをブラインドテイスティングして、品種や産地を当てれば、6,000~7,000円相当のボトルワインがプレゼントされます。

オーナーソムリエの米沢弘志氏は「ブラインドテイスティングでワインを当てれば、無料となるサービスは珍しくない。ゲストにもっと喜んでいただけるように、新しい企画を考えた」といいます。

ブラインドテイスティングでワインを当てると、ほとんどはその1杯が無料となるだけですが、米沢氏は惜しげもなくボトル1本をプレゼントすることにしました。

これまでで、約100人がチャレンジし、約15人がボトルを手に入れたといいます。

グラスではスパークリングワインからオレンジワインまで

スパークリングワイン (C) 東龍
スパークリングワイン (C) 東龍

これだけのワインの企画を思い付くほどなので、米沢氏がワインに懸けるこだわりは強いです。

月替りで新しくなるグラスワインはスパークリング1種、白ワイン2種、赤ワイン2種、ロゼ1種に加えて、オレンジワイン1種まで用意されています。様々なワインを手頃に飲めるのは嬉しいところです。ワインは全部で約300種類、約800本も用意されており、とても充実。

サービスディレクターでソムリエの渡辺陸氏は「イタリア中心に世界各地のワインを取り揃えている。カクテルや蒸留酒も充実しており、ノンアルコールドリンクも14種類あるので、是非とも楽しんでいただけたら」と説明します。

自家製のレモンサワー

ノーガレモンサワー (C) 東龍
ノーガレモンサワー (C) 東龍

ワインと並んで看板となるアルコールドリンクが店名を冠した「ノーガレモンサワー」(880円)。チーフソムリエの今林慎介氏がレシピを開発しました。定評のある瀬戸内・神の島レモンを使用し、約1ヶ月もかけて造られるという、オリジナルレモンサワーです。

レモンの味わいが濃厚で、心地よい酸味とレモンがもつ苦味も感じられます。最初の一杯として爽やかに弾けるのでもよいですし、ワインの後に清涼感を求めて飲むのもよいでしょう。

ちなみに、多くの飲食店では生ビールが最も多くオーダーされるアルコールドリンクです。しかし、「ノーガレモンサワー」は生ビールを上回って注文されており、非常に人気となっています。

切りたての生ハム

生ハム・サラミ盛り合わせ (C) 東龍
生ハム・サラミ盛り合わせ (C) 東龍

シェフを務める山下晋太氏はフレンチの経験も豊富です。しっかりとした料理から、お酒と共においしく食べられるタパスまでが充実。

「生ハム・サラミ盛り合わせ」(S 1,980円、L 3,600円)は、バリエーション豊富な切りたての生ハムとサラミが味わえるとあって人気です。

秋田県産24ヶ月熟成 白神生ハムはまろやかな味わいで旨味もたっぷり。サラミはスパイシーなサラミとトリュフが香るサラミとがあって、食べ比べるのも楽しいです。

秋田牛のステーキも

秋田牛ステーキ (C) 東龍
秋田牛ステーキ (C) 東龍

「秋田牛ステーキ」(3,900円)は、ボリュームも厚みもあって、食べ応えあるメインディッシュ。適度なサシの入った秋田牛のロース肉を美しいロゼ色に焼き上げ、ジューシーに仕上げました。

店内で焼き上げられるピッツァ

ピッツァ窯 (C) 東龍
ピッツァ窯 (C) 東龍

フードの中でもイチオシなのが、ピッツァ。店内にはピッツァ窯が設けられており、薪を用いてピッツァを焼いています。ダクトは10階建てのホテル屋上まで伸びており、そこまでしてでも設置し、本物のナポリピッツァをつくることにこだわりました。

トマトソースベース8種類とチーズベース9種類があり、ハーフ&ハーフもオーダーできるのが嬉しいところ。

「フロリアーノ」と「リンゴルゴン」のハーフ&ハーフ (C) 東龍
「フロリアーノ」と「リンゴルゴン」のハーフ&ハーフ (C) 東龍

「フロリアーノ」(2,000円)はマリナーラベースで、イワシやナス、シシトウを加えた具材たっぷりのピッツァです。「リンゴルゴン」(2,300円)はゴルゴンゾーラとリンゴのハーモニーが心地良いピッツァで、ハチミツをかけて食べると、ゴルゴンゾーラの風味がより引き立ちます。

スイーツも好評

「バスクチーズケーキ」(左)と「クレマカタラーナ」(右) (C) 東龍
「バスクチーズケーキ」(左)と「クレマカタラーナ」(右) (C) 東龍

料理やお酒に加えて、スイーツも好評です。

口溶けのよさとまろやかな甘味が印象的な「バスクチーズケーキ」(850円)と、スペインのクレームブリュレで表面のカリカリ感が癖になる「クレマカタラーナ」(680円)が特に人気。

カフェタイムにはアフタヌーンティーも提供されていて、こちらにもファンが多いということです。

一日中、素晴らしい食体験ができる

2階にはテラス席も (C) 東龍
2階にはテラス席も (C) 東龍

「PIZZERIA & BAR NOHGA」はディナーだけではなく、卵料理が充実した朝食や、手頃なランチ、スイーツやアフタヌーンティーが楽しめるティータイムなど、一日中素晴らしい食体験ができます。

秋葉原駅は年間で約50万人の外国人が訪れるともいわれている、とても賑わいのある街。この秋葉原に「PIZZERIA & BAR NOHGA」がオープンしたことで食の質も上がり、秋葉原はますます魅力的な街になったのではないでしょうか。

グルメジャーナリスト

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。

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