1958年生まれ。専門は超高齢社会、未来予測。西武百貨店、流通産業研究所(セゾン総合研究所)パルコを経て(株)電通、電通シニアプロジェクト代表。国際長寿センター客員研究員、社会福祉士。著書に『超高齢社会の「困った」を減らす課題解決ビジネスの作り方』(翔泳社)『ショッピングモールの社会史』(彩流社)『超高齢社会マーケティング』(ダイヤモンド社)『吉祥寺が「いま一番住みたい街」になった理由』(ぶんしん出版)『発達科学入門』(共著・東大出版会)など。
記事一覧
- シニアがこれからの人生に備えて学びたい10大項目
人生100年時代と言われるなかで高齢期・リタイア後を、いかに無事に過ごしていくか。そのために実際に今のシニアは、どのようなことを今後「知りたい・学びたい」と思っているのか調べてみました。
- コロナ環境下で進む東京からの移住、脱出先は千葉、茨城県
コロナが続く現在、感染リスクを避けるために注目されているのが「地方移住」です。東京からの地方移住・脱出は実際に行われているのか、総務省データを元に分析してみました。
- 高齢者施設が水害を受けやすい場所に建つ理由 「特養銀座」では3分の1が川沿い
異常気象の影響で毎年、日本各地が想定を超える豪雨に見舞われ、住宅家屋、学校、病院などが多大な被害を受けるケースが相次いでいる。水害時に高齢者施設が被災するケースは比較的多い理由はなぜだろうか。
- 高齢者が新型コロナウイルス感染症に注意すべき3つのポイント
国内感染者数は4,257名となり死亡者数も81名を数えています。(4月8日)20〜50代の感染者数が多い一方重篤化は60代〜90代です。高齢者は日常生活を送る上でどのような事に留意すべきでしょうか?
- あなたの会社に「会社の妖精さん」はいますか?
「会社の妖精さん」って、不思議な響きですね。この言葉を聞いて、どんな存在を思い浮かべますか?社員の皆から愛されているキュートでティンカーベルのような女性社員でしょうか?それとも?
- 東京にもう一人のお母さんを持つサービス「東京かあさん」ってなに?
「東京かあさん」のコンセプトは、“ご近所にもうひとりのお母さんを持てるサービス”。家事や子守、人生相談…基本的には何を頼んでもOKで、お母さんができる限りあなたの希望に応えるというサービスです。
- 日本のシニアを元気にする「シニアモンスターズ」とは何者か?
人生100年時代と言われる今、いかにして人生の後半を豊かに過ごせるか。シニアモンスターズは、「“カッコいい”に、年齢は関係ない。」をキャッチフレーズに、果敢にチャレンジする人々だ。
- 高齢者事故が多発する現在、AI型自動車運転評価システムが高齢者を加害運転から救う
最近、高齢者による運転加害事故が続いていますが、強制的に免許返納を義務づければ良いものでもありません。そんな中、は自分の運転能力を評価してくれるAI型自動車運転評価システムに期待が寄せられます。
- 年金プラス・アルファの収入を得る暮らし、「仕事付き高齢者住宅」とはどのような住宅か
長寿化が進む日本の中で、近年「高齢期において働き続けること」が重要な社会テーマとして浮上してきています。最近注目される「仕事付き高齢者住宅」とは、どのような施設なのか取材してみました。
- 本当の家族のカタチは一体何によってつくられるのか、その本質的な意味を問う映画『沈没家族』
映画『沈没家族』は、現代日本社会の中で、<ともに暮らすこと=家族であること>の意味を改めて私たちに問いかけてくる映画です。
- QRコードで認知症高齢者を発見する方法
超高齢化が進む日本社会で行方不明高齢者は確実に増加しています。認知症による行方不明者の数は1万5千人にものぼります。行方不明高齢者を効果的かつ安全に発見保護する術はないのでしょうか。
- 介護の質を向上する「マッスルスーツ」の現在
介護業界は慢性的な人材不足に悩まされています。厚労省は2025年度末に約55万人不足すると予測しています。不足の担い手としてロボットの活躍が期待されています。介護支援のパワードスーツもそのひとつです。
- 10月1日は「生涯現役の日」
「生涯現役の日」制定・普及委員会による「生涯現役の日」発表が先日、厚生労働省記者クラブで実施されました。この「生涯現役の日」の趣旨について説明します。
- 聞こえづらい社会の解消をめざす「ミライスピーカー」
高齢化が急速に進む日本で懸念されるのが、身体機能や感覚機能、認知機能が衰えた高齢者の急激な増加です。このような課題に対し一筋の光明を与えてくれるのが、今回ご紹介する「ミライスピーカー」です。
- 仕事を提供することで高齢者を元気にする「シニア住宅」
人生100年時代を迎える中で、「年老いてもいかに働き続けるか」というテーマが次第に大きな意味を持ちつつあります。6年前からすでにこれを実行しているシニア住宅が千葉県佐倉市に存在しています。
- 介護保険に頼らず認知症予防につながるスクール、「大人の教室」はどんな教室か?
今後、持続可能な社会保障制度を維持していくためには、介護予防意識を自ら身につけることが重要です。今回ご紹介する「学研 大人の教室」は、介護保険に頼らず、楽しみながら認知症予防ができるプログラムです。
- 人生100年時代、定年で「終わった人」にならないために
「人生100年時代」に注目が集まっています。人生後半をいかに生きるべきか。それは定年以後の人生をいかに過ごすかとほぼ同義です。私たちは後半人生にどのように備えるべきでしょうか。
- 「70歳代を高齢者と言わない宣言」した大和市の意図はどこにあるのか
この4月11日に神奈川県大和市が、「70歳代を高齢者と言わない都市」宣言をしました。一見すると、ちょっと不思議な都市宣言を行った意図について考えてみたいと思います。
- 「うたごえ」に潜む高齢社会を豊かにする可能性
「うたごえ喫茶」という喫茶店の存在を知っている人はどのくらいいるでしょうか?、それから半世紀を時を経て、シニアたちの間では、しずかに皆で一緒に歌うことが流行しています。それが「歌声コンサート」です。
- 親の人生を一冊に凝縮する『親の雑誌』
あなたは自分の親の人生どれだけご存じでしょうか?比較的気軽な感じで親の人生を雑誌としてまとめてくれるサービスが生まれています。それが今回ご紹介する『親の雑誌』です。
- 65歳未満お断り。高齢者の入居困りごとを支援する「R65不動産」
現在でも、高齢者が賃貸住宅を借りたいと望んでも、不動産会社で門前払いとなったりするケースが一定程度存在しています。「R65不動産」は、そのような高齢者の賃貸住宅に関する困りごとに特化した企業です。
- シニアの衣服を処分できない気持ちを解消する 「思い出ファッションショー」
興味深いファッションショーを目にする機会があったので紹介したいと思います。昨年末12月17日、東京都清瀬市の日本社会事業大学のキャンパスで開催されたのが今回ご紹介する「思い出ファッションショー」です。
- シニアが笑顔になれるクッキング教室「なないろクッキングスタジオ」
高齢化が進むなか、要介護者のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)はどのような形が望ましいものか、より多様な視点でを考えるべきではないでしょうか。今回紹介するクッキングスクールはその可能性のひとつです。
- 地域課題を解決するコミュニティ・シアター
複合商業施設アミューあつぎの9階にあるアミューあつぎ「映画.comシネマ」は「地域課題を解決するための映画館」です。ここではさまざまな社会課題を解決する手段の一環として映画活用の道が模索されています。
- 元祖人生100年時代の就労モデル、北海道池田町の「いきがい焼き」
「人生100年時代構想会議」において、高齢期の理想的な働き方が模索される中、実はその姿を半世紀も前に実現しているモデルに出会いました。これが、今回ご紹介する北海道池田町の「いきがい焼き」です。