年始の飛行機利用、帰省Uターンや旅行の帰りに注意することとは?

新千歳空港の保安検査場。繁忙期は長い行列になる(2018年8月、筆者撮影)

 2018年も大晦日。既に帰省先や旅行先でのんびり過ごしている人も多いだろう。特に29日は雪の影響で一部便が欠航や遅延などの影響も出たが、年始に東京や大阪などへ戻る際に注意した方がよい点をまとめてみた。

航空会社の発着案内で定刻か確認

 まず、自分の搭乗する便が定刻通りに出発するのかについては、各航空会社のホームページ内にある発着案内のページから確認するといいだろう。定刻・遅延・欠航などに加えて、天候が悪いときなどは天候調査中や条件付き運航などの情報も確認することができる。

 ANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)の国内線では、予約時などにメールアドレスを登録しておくことで、遅延や欠航時、条件付き運航の際に自動的にメールが送られるので、登録しておくといいだろう。

地方発や海外発では搭乗便の同じ機体の前便をチェック

 また、遅延しないかを先読みする為に、自分の搭乗する便に使われる機体の前便の運航状況をチェックすれば万全だ。羽田空港発や伊丹空港発だと路線が入れ替わるので難しいが、地方空港から羽田空港へ向かう場合には、基本的には羽田からの折り返し便になるので、発着案内で自分が搭乗する便の反対の路線で調べると搭乗予定便の少し前(1時間前後)に到着する便の運航状況を調べて、羽田を予定通りに出発していれば、遅れのリスクは少ないと判断することができる。逆に羽田の出発が大幅に遅れている場合には遅延になる可能性が高くなる。

 この方法はANAやJALの国際線で海外から帰国する際にも重宝する。国内線と異なり、飛行時間も長いことから、特に欧米路線では半日以上の前の段階で東京を出発するので、東京からの便の出発と到着をチェックすることで、自分の乗る予定の飛行機が現地にちゃんとやってくることを確認できる。

預ける荷物がある場合には1時間半前には空港へ

 年末年始期間は、通常時と大きく異なるのは滞在日数が長くなることから、荷物を預ける人が多く、手荷物預けのカウンターに長蛇の列ができる。特に新千歳空港や那覇空港では預けるだけで30分以上の時間を要することも珍しくなく、荷物を預ける場合には1時間半以上前に空港に到着しておくと万全だ。預ける手荷物がない場合でも1時間前には空港に到着しておくのが無難だ。

モバイルバッテリーは機内持ち込みのみ

 この数年、荷物を預けるときにトラブルになるのが預け荷物の中にスマートフォンを充電するモバイルバッテリー。モバイルバッテリーは機内持ち込みにしなければならず、預ける手荷物に入れてしまうと再検査の対象となるので、はじめから入れないように心がけよう。

手荷物の自動手荷物預け機(ANA)や専用の自動発行機でのタグ発行(JAL)などを積極的に導入し、航空会社側でも待ち時間の短縮へ向けて努力している(2018年8月、新千歳空港で筆者撮影)
手荷物の自動手荷物預け機(ANA)や専用の自動発行機でのタグ発行(JAL)などを積極的に導入し、航空会社側でも待ち時間の短縮へ向けて努力している(2018年8月、新千歳空港で筆者撮影)

荷物の超過料金や空港での行列を回避するには宅配便の活用

 ANAやJALなどでは無料で20キロまで預けることができるが、LCCでは預け荷物は有料となる。事前にオプションを追加してあれば問題ないが、往路は荷物が少なかったが、復路はお土産などで荷物が増えて、空港に到着してから超過料金になってしまう可能性もあることから荷物の重量も空港へ向かう前に把握することも大事だ。

 混雑空港で手荷物を預ける為に並びたくない人やLCCで荷物のオプションを追加する必要がある場合などは、急ぎでない荷物は宅配便で送ってしまえば、身軽に移動できるメリットがあり、LCCの手荷物オプションより安い。また到着空港でも手荷物待ちをせずにそのまま到着ロビーに出ることができるので、早めに家に戻れる可能性も高くなるのだ。

静岡空港の2階に12月6日にオープンしたフードコート。浜松餃子や静岡駅の駅そば、人気ラーメン店が入り、空港で地元のローカルグルメが楽しめる(2018年12月、筆者撮影)
静岡空港の2階に12月6日にオープンしたフードコート。浜松餃子や静岡駅の駅そば、人気ラーメン店が入り、空港で地元のローカルグルメが楽しめる(2018年12月、筆者撮影)

 最近では地方空港でもお土産や食事が充実しているので、時間に余裕をもって空港へ向かい、空港で少しゆっくりしてから飛行機に搭乗することを心がけてみてはいかがだろうか。