春秋航空日本が8月1日から成田~新千歳線が再就航。夏休み期間中も片道1万円以下で今なら買える

春秋航空日本は運休していた成田~新千歳線を8月1日から運航再開する(筆者撮影)

 LCCの春秋航空日本(スプリングジャパン)は、8月1日より、今年1月16日以降運休となっていた成田~新千歳線を1日2往復で復活すると共に、現在1日1往復の成田~広島線を1日2往復に戻し、8月2日~12日までの木曜・日曜に限って成田~関西線を1往復運航することを7月20日に発表した。成田~佐賀線については現行の1日1往復を継続する。

 成田~新千歳線では、記事掲載時点で8月の夏休み期間中もほとんどの日で片道1万円以下で買える。

成田空港での発着は第3ターミナルとなる(写真は全て筆者撮影)
成田空港での発着は第3ターミナルとなる(写真は全て筆者撮影)

JALグループの支援で安定した運航品質を実現した模様

 1月時点では4機の飛行機が稼働していたが、長期間の整備などで3機体制となっていたことで国内線の大幅減便に追い込まれていたが、JAL(日本航空)からオペレーションに関するノウハウの提供を受けると共に、6月からはJALグループの整備会社であるJALエンジニアリングに整備事業を包括的に委託したことで、就航空港における整備士による点検を行う体制を整え、安全品質向上を実現できたことから、春秋航空日本は国内線の復便に踏み切った。

関連記事:春秋航空日本、3月24日まで国内線は成田~広島・佐賀の各1往復のみに減便。国際線を優先させる理由は(2018年1月16日掲載)

成田~新千歳線は1日2往復

 8月1日以降の成田~新千歳線は、成田空港発は朝7時10分発と15時発(水曜日のみ15時30分発)の2便、新千歳空港発は朝9時30分発と17時25分発(水曜のみ17時50分発)の2便となる。また成田~広島線は、成田空港発は朝9時30分発と17時5分発の2便、広島空港発は11時50分発と19時25分発の2便となる。

新千歳空港に駐機する春秋航空日本のボーイング737-800型機
新千歳空港に駐機する春秋航空日本のボーイング737-800型機

7月20日に再就航を発表したことで、8月の航空券の大半がまだ1万円以下

 今回注目なのが、7月20日に成田~新千歳線の再就航が発表されたことで、記事掲載時点(7月22日)でも8月のお盆期間中も含めて夏休みの航空券が割安に買える。成田~新千歳線の料金を同社のホームページでチェックしてみると、片道5570円~1万5460円で販売されている。お盆を除けば片道1万円以下で買える日がほとんどの状況にある。

 これだけ安く8月の新千歳行きが買えるケースは非常に珍しく、ある程度の夏の旅行の計画が済んだ後での再就航発表だったことから、8月でこの運賃で乗れるのは今年に限ったものであることは間違いない。春秋航空日本の知名度が低いこともあり、逆に一部の人にしかこの情報自体が伝わっていないことも、これだけ安い運賃の背景にある。

 同じく成田~新千歳線を運航しているジェットスター・ジャパンやバニラエアでも、8月中は片道1万円以下で販売されている便はほぼなく、大手航空会社の羽田~新千歳線でも片道2万円~3万円が相場となる。

基本運賃「スプリング」は、機内持ち込み5キロを含む15キロまでの荷物が無料

 春秋航空日本では、運賃以外に成田空港の空港使用料380円と支払い手数料550円の合計930円が別途必要となり、座席指定する場合も別途座席指定料金が必要となる。基本運賃の「スプリング」においては、機内持ち込み手荷物5キロを含めて15キロまでの荷物が無料で預けられる。機内に持ち込む荷物が5キロの場合は10キロまで無料で預けられる。

春秋航空日本の機内
春秋航空日本の機内

遅延・欠航がない定時運航が求められる

 これまでも春秋航空日本は、度々大幅遅延や欠航などで利用者のスケジュールを大きく狂わせてしまったことがあり、今回の国内線復便後は、安全面も含めてそういったことがないようにして欲しいところだ。大幅遅延や欠航などが生じた場合、自社の振替便もしくは払い戻しの対応となるが、もし、振替便よりも前にどうしても飛行機に乗らなければならなくなった際には、特に運賃が高い8月中は他の航空会社の航空券を買い直す場合には片道3万円以上かかってしまい大きな痛手となる。

 とはいえ、多少のリスクはあるが、8月の北海道へ往復2万円以下で行けることから、これから旅行を計画する人にとっては検討する価値はあるだろう。