iPhone 11は見送り。買うなら迷わず11 Proだ

買うならiPhone 11 Proシリーズがおすすめだ

 iPhone 11シリーズが3モデル登場した。価格を抑えたiPhone 11の評価が高く、僕もいい製品だと思う。ただ、実際に買うとなったら、迷わずiPhone 11 Proシリーズをおすすめする。今回は、その理由をまとめていこう。

 最大の違いがディスプレイで、有機ELと液晶の違いは非常に大きい。デザインを比べても液晶のiPhone 11は額縁がやや太く、見た目がいま一歩だ。さらに、iPhone 11 Proが搭載する有機ELは発色が良くて明るく、パキッとした画像が素敵だ。しかも、今シーズンは両者に輝度の差がある。iPhone 11 Proは800ニト(HDRで1200ニト)、だが、iPhone 11は625ニトだ。明るい屋外で撮影するなら、間違いなくiPhone 11 Proの画面が見やすい。

 さらに、解像度も違う。iPhone 11は1792×828ピクセルなのに対し、iPhone 11 Proは2463×1125ピクセル、iPhone 11 Pro Maxは2688×1242ピクセルだ。

 iPhone 11は、ダブルカメラになったのは大きなポイントだ。通常カメラ、超広角カメラの撮影は、iPhone 11 Proと同様だと言われているし、確かにそうだろう。だが、iPhone上で写真を見るなら、ディスプレイが優れているiPhone 11 Proのほうが明るく緻密で美しいことを見逃してはいけない。

※文中の写真はAppleのウェブページより。

iPhone 11はディズプレイの縁も太め
iPhone 11はディズプレイの縁も太め

バッテリー駆動時間も違う

 前モデルの、iPhone XRはシリーズ中で最も駆動時間が長いことも人気になった理由の一つだった。

 ところが、iPhone 11 Proは最大18時間、iPhone 11 Pro Maxは最大20時間の駆動なのに対し、iPhone 11は17時間でしかない(すべてビデオ再生時)。つまり、シリーズ中で最も駆動時間が短くなっているのだ。しかも、有機ELのiPhone 11 Proシリーズは、アプリなどのデザインを黒くするダークモードで使うと、さらに駆動時間が有利になるのだが、液晶のiPhone 11はこの手が無意味だ。

 iPhone 11は価格を抑えたモデルだが、本体が小さいわけではなく6.1インチで194グラムと重い。軽くてコンパクトなモデルが欲しいなら、iPhone 11 Proが5.8インチで188グラムだ。逆に大画面モデルが好みなら、iPhone 11 Pro Maxが6.5インチで226グラムだ。

 つまり、この3モデルの中では、iPhone 11は、画面サイズ、重量ともに中途半端なのだ。

買うならiPhone 11 Proがおすすめだ
買うならiPhone 11 Proがおすすめだ

本当にお買い得なのか

 価格を比べてみると、iPhone 11は、64GBで7万4800円、iPhone 11 Proは10万6800円となっている。iPhone 11 Pro Maxは11万9800円だ。価格差は、3万2000円、4万5000円と大きい。だが、僕としては、価格差は機能差で埋まると思っている。しかも、iPhoneは下取りや買い取りが高い。売る時期によっても変わるが、仮に半額で売れたとするなら、この価格差も半分になる。僕の予想では、おそらくiPhone 11 Proシリーズのほうが、中古での値落ちは少ないと考える。

 さらに、付属の充電器も、iPhone 11 Proシリーズは18Wの急速充電モデルが付属する。以上の理由から、間違いなくiPhone 11 Proシリーズを推奨する。手軽な価格のiPhoneを狙いたいなら、iPhone 8を検討するべきだ。

 iPhone 11がおすすめなのは、この素敵なデザインやカラーを好む方だ。スマホは毎日持ち歩いて愛でるデバイスなので、そんな選び方も悪くはない。

 なお、iPhone 11シリーズの全体像は、こちらの動画でも解説しています。