
立岩陽一郎
調査報道NPO「ニュースのタネ」(旧iAsia)編集長
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調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。1991年一橋大学卒業。放送大学大学院修士課程修了。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクとして主に調査報道に従事。政府が随意契約を恣意的に使っている実態を暴き随意契約原則禁止のきっかけを作ったほか、大阪の印刷会社で化学物質を原因とした胆管癌被害が発生していることをスクープ。以後、化学物質規制が強化される。「パナマ文書」取材に中心的に関わった後にNHKを退職。公益法人「政治資金センター」理事として政治の透明化に取り組む。毎日放送「ちちんぷいぷい」のレギュラー・コメンテータ。
記事一覧
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- ロシア疑惑 トランプ大統領の事情聴取へ向けた攻防が最終局面
- ロシア政府が去年の大統領選挙に関与したとされるロシア疑惑を捜査している特別検察官とトランプ大統領の弁護団との間で、大統領本人への事情聴取をめぐる駆け引きが最終局面を迎えているようだ。
- 4/9(月) 8:19
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- いよいよ本格化するトランプ大統領への捜査網
- その言動が世界に波紋をなげかけるトランプ大統領だが、その足元は確実に揺らぎ始めている。大統領の関与が最大の焦点となっているロシア疑惑について大統領本人への事情聴取に向けた調整が本格化しているのだ。
- 3/25(日) 11:51
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- 米朝首脳会談は本当に驚くべきことなのか?
- 米朝首脳会談にトランプ大統領が応じる姿勢を示したことが衝撃を与えたている。しかし、実は会談が開かれたとしても、それほど驚くことではない。Yahooニュースに書いてきた記事で説明する。
- 3/10(土) 8:01
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- トランプ大統領が鉄鋼関税を発表 日本に対象外をちらつかせる
- トランプ大統領が8日(米国東部時間)ホワイトハウスで記者会見を開いて、鉄鋼などへの関税を発表。日本については対象外にする可能性を示唆。米識者は、「日本に選択肢はないとトランプ政権は思っている」。
- 3/9(金) 6:22
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- 米副大統領、前提条件無しでの米朝対話に言及
- 米国のペンス副大統領は、米国政府が前提条件無しで米朝対話に入る用意が有ると発言した。米主要紙が報じた。韓国の文大統領が前向きな南北対話も支持するという。
- 2/13(火) 5:19
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- 報道ステーションが使った「アメリカ政府関係者」の怪
- 報道ステーションが米国の北朝鮮攻撃計画なる特ダネを報じた。しかし、情報源は「アメリカ政府関係者」という極めて不明確なものだった。こうした出所不明な報道を垂れ流す報道は厳しく批判されなければならない。
- 1/10(水) 7:08
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- 2018年、新聞は報じるニュースの根拠を明確にせよ
- ネットのフェイクニュースを批判する新聞だが、その新聞には実は根拠が明確でない記事があふれている。このままだと、新聞もフェイクニュースと指弾されることになるだろう。2018年はその分水嶺となりそうだ。
- 1/8(月) 7:00
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- 大統領とのずれが露呈する米国務長官を否定的に報じる日本のメディア
- 米トランプ政権の行方に暗雲立ち込める形となっている大統領とティラーソン国務長官とのずれ。日本の報道では、ティラーソン長官に否定的なものが多い。それは明らかにミスリーディングな内容を含んでいる。
- 2017/12/17(日) 11:01
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- 元側近の捜査協力で動き出すトランプ米大統領への捜査
- トランプ政権の元幹部で駐米ロシア大使との接触で捜査対象となっていたマイケル・フリン氏が罪を認めたことで、今後の焦点は、なぜトランプ大統領がフリン氏を捜査していたFBI長官を解任したかに移る。
- 2017/12/3(日) 13:53
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- トランプ米大統領のアジア歴訪を報じる日本の報道は信用できるのか?
- 日本をはじめアジア各国を歴訪する米国のトランプ大統領。日本のメディアは、それを対北朝鮮の文脈でしか伝えていないが、はたしてそれは正しいのか?
- 2017/11/12(日) 7:19
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- 安倍総理が解散会見で自画自賛した「内需主導の力強い経済成長が実現」は本当か?
- 安倍総理が解散会見で述べた「内需主導の力強い経済成長が実現」を政府が発表している様々な指標を使ってファクトチェックした。その結果は、「事実と認めるには不確かな内容がある」との判定となった。
- 2017/10/21(土) 10:37
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- 総選挙ファクトチェック 野党にも事実と異なる発言
- 日本維新の会の松井代表が繰り返している「大阪では4歳から高等学校まで無償化している」との発言は、事実ではないことが判った。希望の党の公約時の説明にも、必ずしも事実とは言えないものが見つかった。
- 2017/10/20(金) 16:42
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- 安倍総理の解散理由をファクトチェック そこには「事実」とは異なる内容も
- 10月10日、選挙戦の幕が切って落とされた。安倍総理が語った解散の理由をファクトチェックすると、そこには必ずしも「事実」と言えない内容が見られた。
- 2017/10/10(火) 18:00
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- 総選挙に突入の安倍総理が犯した国連演説での過ち
- 総選挙に突入する安倍総理だが、先の国連演説は民主主義国家の首脳が対話を拒否するという異例なものとなった。しかし問題はそれだけではない。世界の問題を討議るする場を選挙に利用したとの見方も出ている。
- 2017/9/28(木) 8:22
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- 米朝関係を煽る大手メディアの国際報道はフェイクニュースを批判できるのか?
- トランプ政権下の米国を半年余り見て帰国して驚かされたのは、日本の大手メディアの情勢を煽るような米朝報道だ。記事の骨格となる筈の情報源の明示が曖昧だ。これでフェイクニュースを批判できるのだろうか?
- 2017/9/2(土) 10:34
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- 互いを必要とするトランプ大統領と金正恩氏 米朝関係の深層
- 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長は実は互いを必要としている。その関係が見えないと、いたずらに緊張関係を煽る言説に惑わされるだけだ。では、なぜ両者は互いを必要としているのか?
- 2017/8/16(水) 10:56
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- トランプ大統領を追い詰める米メディア 日本との差はどこにあるのか
- 選挙をめぐるロシア政府との癒着など、次から次に出てくるトランプ米大統領の疑惑は、ジャーナリストの執拗なまでの取材・追及によって浮かび上がってきたものだ。なぜそれが可能なのか?
- 2017/8/4(金) 16:00
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- 米トランプ政権、首席補佐官の辞任で更に深まる与党・共和党との溝
- 米トランプ大統領を支えてきた大統領首席補佐官が辞任。首席補佐官は大統領の最側近。政権の扇の要である首席補佐官が政権発足から1年も経たずに辞める異例の事態となる。
- 2017/7/29(土) 8:23
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- 日本でもファクトチェックの本格的な議論始まる
- 政治家やメディアが流す情報の真偽を確認するファクトチェック。各国で既に成果を上げている取り組みだが、日本でもその取り組みに向けた議論が本格化し始めた。
- 2017/7/18(火) 12:16
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- トランプにどう対抗するか 米ジャーナリスト1600人が集結
- 米国で1600人超のジャーナリストが一堂に会する大会が開かれた。その最大のテーマは、ジャーナリスト自身と情報源をどうやって守るのか。驚愕の政府の監視の実態が見えてきた。
- 2017/6/29(木) 16:00
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- 大統領の失脚事件から45年経った米国でトランプ大統領への懸念が更に広がる
- 45年前の6月17日、大統領が辞任に追い込まれたウォーターゲート事件が発生。そして今、トランプ大統領は、FBI長官に続き、司法幹部を解任するとの憶測が流れ始め、過去とだぶらせる人が増えている。
- 2017/6/18(日) 11:05
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- トランプ政権のロシアゲート捜査を指揮する特別検察官が発言 「正直でなければ、信頼は得られない」
- トランプ大統領の周辺とロシアとの不透明な関係を捜査するモラー特別検察官が高校の卒業式でスピーチし、「正直でなければ人々の信頼を得ることはできない」と語った。トランプ大統領のことかと話題になっている。
- 2017/5/31(水) 11:56
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- トランプ大統領の娘婿のロシアとの裏交渉提案で事件に発展か 緊迫する大統領周辺
- トランプ大統領の娘婿であるクシュナー氏がロシア政府との裏の秘密交渉ルートを作ろうとしていた疑いが浮上したことで、ロシアをめぐる一連のスキャンダルは事件に発展する可能性が出てきた。
- 2017/5/29(月) 7:03
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- FBI特別検察官に長官経験者を任命 ロシアゲートの捜査の独立を担保する狙い
- 米司法省は、長官が解任されたFBIに一連の問題を捜査する特別検察官を設置し、長官経験者を任命。全権を委ねるとした。新たな長官をトランプ大統領が指名しても、一連の事件の捜査で独立性を守る狙いが有る。
- 2017/5/18(木) 9:44
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- トランプ米大統領は機密情報の重要性を判断できなかったとの指摘
- トランプ米大統領が同盟国から提供された軍事機密をロシアに提供した疑いがもたれている問題で、トランプ大統領が「機密情報」の重要性を判断できなかったとの指摘が出ている。
- 2017/5/17(水) 8:37