#今月のテック 1月号 : Facebookのメッセージ統合計画

Oculus Connect基調講演のマーク・ザッカーバーグCEO(筆者撮影)

Facebookが何か計画すると、取りあえず不安になる。昨年のCambridge Analyticaのユーザーデータ流用スキャンダル以降、Facebookの行動はどうしてもネガティブな方向に捉えられがちです。メッセージプラットホームの統合の話も、多聞に漏れず、不安を誘ってしまいました。

New York Timesは、Facebookが要するメッセージアプリであるFacebook Messenger、WhatsApp、Instagramのプラットホームを統合し、アプリを切り替えずに他のアプリのユーザーにメッセージを送ることができるようにする計画を報じました。記事では2019年中か2020年初頭に実施されるとしています。

この仕組みが実現されると、例えばFacebook Messengerから、WhatsAppしか使っていない友人に、アプリを切り替えずにメッセージを送信したり、InstagramからMessengerにメッセージで写真を共有したりすることができるようになるとみられています。各アプリにエンドツーエンドの暗号化が適用され、やりとりしている人同士しか閲覧できないようにするともしています。

確かに、iMessage、LINE、Facebook Messenger、Instagramと、相手ごとにアプリを切り替えながらメッセージを送るのが当たり前だと思っていた人も少なくないはず。少なくとも、Facebook傘下のメッセージサービスについては、アプリを切り替えなくて良くなるかもしれません。その一方で、友達のネットワークや属性ごとにアプリを分けていた人など、アプリの分断をポジティブに活用していた人にとっては、余計な機能になってしまうかもしれません。

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米国カリフォルニア州バークレー在住の松村太郎が、東京・米国西海岸の2つの視点から、テクノロジーやカルチャーの今とこれからを分かりやすく読み解きます。毎回のテーマは、モバイル、ソーシャルなどのテクノロジービジネス、日本と米国西海岸が関係するカルチャー、これらが多面的に関連するライフスタイルなど、双方の生活者の視点でご紹介します。テーマのリクエストも受け付けています。

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1980年東京生まれ。現在、米国カリフォルニア州バークレー在住。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。テクノロジーを活用した新しい学びを研究・ビジネス化するキャスタリア株式会社取締役。

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