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新型iPhone発表イベントの会場となるThe Steve Jobs Theater

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
2016年3月、Apple Parkを紹介するTim Cook CEO※筆者撮影

Appleは9月12日に、カリフォルニア州クパティーノに建設中のApple Park内にある「The Steve Jobs Theater」でスペシャルイベントを開催する、と報道関係者に通知しました。その会場となるシアターに関して、最新のドローンビデオで参照することができます。

以前のドローンビデオと比較すると、円形の建物の周囲には白いフロアが完成しており、木製と見られるベンチもいくつか見つけることができます。また、屋外、屋内には、イベントの準備でしょうか、人々の姿も見ることができます。

また、このビデオよりも以前に撮影されたドローン映像では、1階部分の左右に建物の円形に沿った階段や、透明の筒型のエレベーターのような設備を見つけることもできます。

Steve Jobs Theaterは1000人収容といわれており、Appleが開催する最大規模のイベントとなる世界開発者会議 WWDCの基調講演(5000人以上収容)の開催は難しいですが、世界中のメディアを集めて行う新製品発表のスペシャルイベントの開催や、社内のイベントなどには対応する事ができる、と考えられます。

Twitterでは、Steve Jobs Theaterの内部構造と見られる画像を見つけることができます。

イベント当日、私は自家用車でApple Parkに向かい、どのようにSteve Jobs Theaterに誘導されるのか分かりません。ただ、これまでのイベントの流れからすると、おそらくイベント開催時間までは、ロビー部分もしくは屋外までコーヒーなどが振る舞われ、その後、円形のエントランスから地階に降りて、メインホールまで誘導され、イベントが終わると、こんどは円形ロビーの地階部分でタッチアンドトライが実施されることになる、と考えています。

ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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