全てのモノがネットにつながる時代へ、グーグルのNest Labs買収が加速化

全てのモノがインターネットにつながる。グーグルがNest Labsを32億ドルで買収することにより、さらに加速化しそうだ。

先週のCES(International Consumer Electronics Show)や今週のNAIAS(North American International Auto Show )で次々と発表されているように、自動車、メガネ、時計、家庭製品など全てのモノがインターネット接続(ウェブ接続)するのが当たり前になろうとしている。グーグルが買収するNest Labsは、ネット接続のサーモスタットや煙感知器などを開発・販売するスマート製品会社。この買収をバネに、グーグルはIoT(Internet of Things)市場で攻勢をかけることになる。

グーグルが買収したNest製のサーモスタット
グーグルが買収したNest製のサーモスタット

IoT市場はどの調査を見ても爆発的に成長することになっている。インターネットに接続するモノの数は、 Business Insider Intelligenceの調査でも、2018年までに180億以上のモノがウェブにつながると威勢がいい。

インターネット接続のモノの数
インターネット接続のモノの数

インターネット接続のけん引役は、これまでスマホやタブレットのモバイル端末であったが、今後はネットに接続されていなかったモノが主役になるということだ。シスコのチェンバーズ会長は、先週のCESでIoTの市場規模が数年後にも19兆ドルに達すると大風呂敷を広げた。またマッキンゼーは2025年までに年間で14兆ドルから33兆ドルくらいの経済影響を与えると予測している。IoT市場の範囲をどう定義するかによっていくらでも夢のような予測を描けるが、ともかくIoT関連の製品やサービスが次々と登場してくるのは間違いない。

◇参考

Google's Multibillion Purchase Of Nest Is Just The Beginning Of 'The Internet Of Things(Business Insider)

Internet of Things Meets Reality of Washington’s Pace(Blommberg)

Cisco CEO at CES 2014: Internet of Things is a $19 trillion opportunity(Washington Post)

Numerex: An Internet Of Things Play(Seeking Alpha)