安倍総理が「イスラム国」を挑発した狙いは何か

フーテン老人世直し録(128)

睦月某日

「イスラム国」が日本人2人の殺害を警告する映像をインターネット上に公開した。2億ドルという身代金を要求してはいるが、メッセージを見る限り金が目的というより、中東を訪問した安倍総理の外交政策に対する宣戦布告である。

「イスラム国」に日本人が拘束されている事は昨年から分かっていた。従って「イスラム国」を挑発すればこのような事態が起こる可能性は十分に想像できた。にもかかわらず安倍総理がこの時期に中東訪問の外交日程を組み、「イスラム国」と闘う国々に日本政府が2億ドル援助を申し出て「イスラム国」を挑発した狙いはどこにあるのか、フーテンはそこに関心がある。

このような事態が起こる可能性を日本政府が全く想像していなかったとすれば、それはただの間抜けである。まさかそこまで日本政府が間抜けだとは思わない。むしろその可能性を意識した上で、通常国会での安保法制論議を行う前に、安倍総理が主張する「積極的平和主義」とはいかなるものかを国民に知らしめる意図が隠されているのではないかとフーテンは思うのである。

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「フーテン老人は定職を持たず、組織に縛られない自由人。しかし社会の裏表を取材した長い経験があります。世の中には支配する者とされる者とがおり、支配の手段は情報操作による世論誘導です。権力を取材すればするほどメディアは情報操作に操られ、メディアには日々洗脳情報が流れます。その嘘を見抜いてみんなでこの国を学び直す。そこから世直しが始まる。それがフーテン老人の願いで、これはその実録ドキュメントです」

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1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■「田中塾のお知らせ」1月28日(火)19時~21時 ■場所:KoNA水道橋会議室東京都千代田区神田三崎町2-9-5 水道橋TJビル202 JR水道橋駅東口 徒歩2分■参加費:1500円 ■申込先:http://bit.ly/129Kwbp

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