誰が週刊新潮を動かして小渕大臣の政治資金を追及させたか

フーテン老人世直し録(109)

神無月某日

内閣改造の目玉は女性閣僚の登用だった。ところが結果として全員が問題視される事になった。内閣改造は大失敗という事になる。中でも将来の総理候補として海外からも注目されていた小渕優子経済産業大臣の「政治とカネ」は、果たして大臣辞任だけで済むのかと思わせる。フーテンは小渕大臣に議員辞職して出直す事を勧めたい。

小渕大臣の父である小渕恵三氏は、本人の資質はともかくしっかりとした秘書グループに支えられていた事が有名だった。今回報道されている小渕優子氏の政治資金収支報告書を見ると、その秘書たちが皆いなくなり、誰も支える者がいないと思わせるほどのでたらめさである。

もともと群馬県は、中選挙区時代に福田赳夫、中曽根康弘の両元総理が激しく競い合い、両氏のサービス合戦がすさまじい選挙区だった。選挙になると両陣営は選挙民の食事サービスに力を入れ、「福田料亭」とか「中曽根レストラン」とか言われて、選挙民の獲得にしのぎを削った。

強い個性と派手なパフォーマンスの両者の間で、小渕恵三氏は「ビルの谷間のラーメン屋」を自称するなど目立たぬ存在だった。しかししっかりとした秘書グループの存在が恵三氏を総理の座に押し上げ、福田、中曽根の両氏と肩を並べる事になった。それが代替わりした事で秘書の資質が真逆になったのだろうか。

この記事は有料です。
「田中良紹のフーテン老人世直し録」のバックナンバーをお申し込みください。

バックナンバーの購入

商品名

「田中良紹のフーテン老人世直し録」のバックナンバー2014年10月サンプル記事

田中良紹

価格

540(記事6本)

2014年10月号の有料記事一覧

すべて見る

「フーテン老人は定職を持たず、組織に縛られない自由人。しかし社会の裏表を取材した長い経験があります。世の中には支配する者とされる者とがおり、支配の手段は情報操作による世論誘導です。権力を取材すればするほどメディアは情報操作に操られ、メディアには日々洗脳情報が流れます。その嘘を見抜いてみんなでこの国を学び直す。そこから世直しが始まる。それがフーテン老人の願いで、これはその実録ドキュメントです」

注意事項
  • 購入後も記事の提供を中止させていただく場合があります。

    注意事項」を必ずお読みいただき同意のうえ、ご購入ください。

  • 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。

1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■「田中塾のお知らせ」8月26日(月)19時~21時 場所:東京都大田区上池台1-21-5スナック「兎」(03-3727-2806) 東急池上線長原駅から徒歩5分■参加費:1500円 ■申込先:agoto@K6.dion.ne.jpに住所氏名明記で

Facebookコメント

表示

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。

ニュースのその先に ドキュメンタリーで知る世界へ

Yahoo!ニュース個人編集部ピックアップ