
土居丈朗
慶應義塾大学経済学部教授・東京財団政策研究所上席研究員
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1970年生。大阪大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。慶應義塾大学准教授等を経て2009年4月から現職。主著に『地方債改革の経済学』日本経済新聞出版社(日経・経済図書文化賞とサントリー学芸賞受賞)、『入門財政学』日本評論社、『日本の財政をどう立て直すか』日本経済新聞出版社、『入門公共経済学』日本評論社。行政改革推進会議議員、政府税制調査会委員、社会保障制度改革推進会議委員、財政制度等審議会委員、産業構造審議会臨時委員、中央環境審議会委員も兼務。
記事一覧
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- 一般NISAとつみたてNISAの「一本化」が意味するもの
- 今年6月に「老後2000万円」問題が沸騰した後、今年末にかけてNISAの今後の取扱いが議論されている。その中で、一般NISAとつみたてNISAを、今後「一本化」する案が浮上した。それは何を意味するか。
- 11/27(水) 11:52
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- 消費税率10%後、所得税、法人税、相続税、他の税はどうなる
- 消費税率が10%に引き上げられた。何かと消費税ばかりに注目が集まるが、所得税、法人税、相続税など他の税は、今後どうするのか。
- 10/1(火) 9:30
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- 小泉進次郎環境相で、カーボンプライシングは進むか
- 内閣改造で、環境大臣に就任する小泉進次郎氏。環境省が所管する地球環境問題に、どんな対策を打ち出すか。最近、地球温暖化対策で注目されているカーボンプライシングは、小泉大臣の下で進むのか。
- 9/11(水) 9:37
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- 【超速報】年金の財政検証、結果はどうなった
- 5年に1度の年金の財政検証の結果が公表された。参議院選挙前に出なかっただけに、その内容は、政府にとって都合の悪いものだったのか、それとも正直に国民に示せたといえるのか。公表したての検証結果を紹介する。
- 8/27(火) 20:00
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- お盆休みの海外旅行は「消費増税前がお得」だったのか
- 今年のお盆休みの海外旅行は、10月に消費増税で税率が10%に上がる前に行けたから、その分お得だった、という話がある。はたして、それは本当なのか?
- 8/18(日) 11:08
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- 小泉進次郎氏と「リバランス」
- 7日に自身の結婚を発表した小泉進次郎議員は、近ごろ「リバランス」の推進を主張している。自民党で厚生労働部会長を務める小泉氏が推す、社会保障における「リバランス」は今後の改革の推進力になるだろうか。
- 8/8(木) 8:50
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- 経済成長率の下方修正が意味するもの
- 政府は、7月31日に2028年度までの経済成長率の中長期試算を公表した。1月に公表した試算より、2022年度までの成長率が鈍化するとの試算結果である。それが意味するものは何か。
- 8/2(金) 10:11
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- 今回の参議院選挙で起きた珍事!?
- 今回の参議院選挙で、与党は参院で過半数を維持したが、改憲勢力では参院の3分の2を割り込むこととなった。そんな中、多様な候補者が立候補する参議院選挙で、当選者の顔ぶれで記録を作った選挙結果とは。
- 7/22(月) 6:39
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- 消費増税延期はこれでなくなった
- 自民党は、6月7日に参議院選挙に向けた選挙公約を事実上決定した。また、政府は、6月21日に閣議決定する予定の「骨太方針2019」の原案の内容が報じられた。これらで、消費増税はどう明記されたか。
- 6/8(土) 9:48
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- 年金の検証結果、参院選前に出しても後に出してもケチが付く皮肉
- 今年は、5年に1度行われる年金の財政検証の結果が公表される。年金は「100年安心」かどうかを確かめる。政府は「年央に公表」というが、それは参議院選挙前なのか後なのか。
- 4/20(土) 8:34
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- 改元後の内閣は半年ももたない!?
- 明治以降、内閣制度ができてから4度目の改元を迎える。改元の日を迎えた内閣は、その後半年以内に終焉している。明治から大正、大正から昭和、昭和から平成と、時代の変わり目で何が起きたのか。
- 3/28(木) 14:08
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- 勤労統計不正、再集計の結果はどうなった?
- 波紋を広げる毎月勤労統計の不正調査問題。厚生労働省は、毎月勤労統計の再集計結果を公表した。再集計前と比較すると、その不正調査が変えた結果の一端が明らかになった。
- 1/23(水) 12:35
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- 株価下落で、消費増税は延期される!?
- 日経平均株価は、12月25日に2万円を割った。この株価急落が、「リーマンショック級」だったことから、消費増税は3たび延期されるのか。
- 2018/12/28(金) 10:37
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- 消費増税対策、意外な波及効果
- 2019年10月の消費増税に合わせて、政府は2兆円規模の消費増税対策を行う方針だ。増税後の消費の反動減を食い止めるのが狙いだが、この対策が図らずももたらす結果とはどんなものか。
- 2018/12/14(金) 11:45
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- 消費増税撤回を問うて、衆参ダブル選挙!?
- 2019年度予算政府案を決める年末に向けて、消費増税対策の議論がたけなわだ。他方、安倍晋三首相は、来年夏に予定される参議院選挙に合わせて、消費増税の撤回を理由に、衆議院を解散すると噂されるが・・・
- 2018/11/10(土) 9:20
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- 巨大IT企業を対象とした「デジタル税」が導入。どうなる?
- ついに、巨大IT企業に対するデジタル税を課すことを宣した国が出た。イギリスである。10月29日に、2020年4月からデジタル税を導入すると発表した。デジタル税はどんな内容か。どんな影響があるか。
- 2018/10/30(火) 8:48
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- 内閣改造で、どうなる安倍内閣の政策運営
- 自民党総裁に3選された安倍晋三首相は、10月2日に内閣改造を行った。初入閣の閣僚は12人と第2次安倍内閣以降最多となった。今後の政策運営はどうなるか。閣僚の顔ぶれから占う。
- 2018/10/2(火) 18:12
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- 厚生年金の適用拡大は、誰のため!?
- 厚生労働省が、厚生年金の加入対象とするパート労働者の拡大を、今秋にも検討する、と複数のメディアが伝えている。それは、年金財政が危ういからなのか。それとも、パート労働者のためになるのか。その狙いを探る。
- 2018/8/28(火) 8:27
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- 米朝首脳会談で日本の防衛費はどうなる
- 6月12日の米朝首脳会談で、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長は「朝鮮半島の完全な非核化」を含む共同声明に署名した。しかし、署名後のトランプ大統領の発言は、日本の安全保障に影響を与えそうだ。
- 2018/6/13(水) 8:51
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- 大学入試の解答原則公開は何をもたらすか
- 文部科学省が、2019年度入学生の試験から、大学入試の解答を原則として公開するよう各大学に求めた。文部科学省は、予算で国公私立大学への補助金を差配しているだけに、この影響は今後どうなるだろうか。
- 2018/6/10(日) 8:06
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- 社会保障費190兆円推計を読み解く
- 政府は、2040年度に社会保障給付費が190兆円になるという推計を示した。この推計結果から何が読み解けるか。推計の背景には何があったのか。そこには、医療や介護での改革効果が透けて見える。
- 2018/5/23(水) 19:58
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- 年金支給68歳開始提案のワケと深いイミ
- 年金の支給開始年齢を65歳から68歳に引き上げる案が、にわかに話題となっている。支給開始年齢が68歳になると、もらえる年金は減ってしまうのか?67歳まで働かせるという意味なのか?その提案の真意に迫る。
- 2018/4/14(土) 18:28
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- 「歳入庁」創設は実現するか
- 自民党内で、中央省庁の再々編構想が急浮上している。その中で、財務省から国税庁を分離して「歳入庁」を創設する案も再燃しているようだ。野党にも同調する動きがある。「歳入庁」創設は実現するか。
- 2018/4/7(土) 11:40
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- 森友問題、安倍首相が関与を認めたら…
- 森友問題は、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が終わって、与野党の攻防が膠着状態に陥った。安倍内閣に、この問題の早期の幕引きは可能だろうか?
- 2018/3/31(土) 12:53
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- 糖尿病患者割合高くても医療費は低い!?医療費の地域差解消論議に一石か
- 1人当たり医療費の地域差の解消に向けた取組みが進められようとしている。そんな中、「受療率が高い=医療費が高い」とは言い切れない、という分析結果が公表された。その含意と議論の背景に何があるか。
- 2018/3/4(日) 12:01