音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク専門誌などの編集者を経て、フリーランスの編集者、ライターとして活動中。映画、テレビ、音楽、お笑いを中心にエンタテインメントシーンのトレンドについて取材、執筆する。
記事一覧
- 乃木坂46ゲームからドラマ制作進出、総合エンタメDX収益モデルを強化
総合エンタメDXを掲げ、ゲームをベースにしたメディアミックスからデジタル収益最大化と日本エンタメの世界進出を目指す新鋭会社10ANTZ。『愛の不時着』Pを迎えて本格的なドラマ制作を開始した
- 大阪万博へ向けて関西経済界“チーム関西”始動 ウィズコロナのリスタートへ
大阪・関西万博まで3年を切るなかプレ万博に位置づける大型フェスをチーム関西が開催。GW中の大阪をにぎわせた。家族連れや若い世代が目立った会場は笑顔があふれ、大型イベントがある日常へのリスタートになった
- ソニーグループ収益拡大に不可欠のエンタメ事業 映画会社の存在意義
One Sonyを掲げるソニーグループ全体の収益拡大に重要な枠割を担う音楽、ゲーム、映画といったエンタテインメント事業。テクノロジーを中核にするグループ内の映画会社の強みを冨田みどり代表に聞いた
- 縮小する音楽市場で8年連続増収、最大手外資の躍進の裏に異色施策【後編】
社長就任後、外資系では異例となる契約社員の正社員化を断行したユニバーサル ミュージック藤倉尚社長。その成果は8年連続増収の業績に上昇傾向のドライブがかかる形で表れている
- Ado、藤井風ら輩出する最大手音楽外資、若年層ヒット創出に方程式なし【前編】
「うっせぇわ」AdoやNHK紅白歌合戦で話題になった藤井風などデジタル世代の若手アーティストの発掘・育成で業界の先頭を走るユニバーサル ミュージック。躍進の裏側を藤倉尚社長に聞いた
- 会場不足の解消へ 音楽界の地方創生への新たな取り組み【後編】
コロナ前後でチケット代からコンサート運営のあり方など、そのビジネスモデルが大きく変わろうとしているライブ業界。スポーツなど他業種との協業による地方創生が音楽界の課題解消へのひとつのカギになりそうだ
- 回復への道のり険しいライブ業界 コロナ後に待ち構える大問題【前編】
市場規模はコロナ前19年の4割ほどと21年も厳しい状況が続いたライブ業界。コロナ対策が前提となるライブ運営は大きく変わった。チケット代は変わる?コロナ後に待ち受ける業界の大きな問題を中西健夫氏に聞いた
- コロナ前の規模まで協賛を回復、1.5億円のマイナスをカバーしたTIFFチェアマンの秘策
コロナ不安のなか昨年11月に開催された第34回東京国際映画祭はコロナ前の規模まで協賛を回復した。コロナ禍の協賛金集めやコスト増になっても決行した会場移転など舞台裏の苦闘を安藤裕康チェアマンに聞いた
- 世界的IPウルトラマンの海外戦略 欧米とは異なるビジネスメカニズム構築を模索【後編】
グローバルプラットフォームとの競争に参入すべきではないとする円谷プロ会長 兼 CEOの塚越隆行氏。日本企業が海外に出て、欧米スタンダードとは一線を画するビジネスのメカニズムを作っていくことを提唱する
- 円谷プロが抱く、ウルトラマンのイメージ脱却と未来への成長戦略【前編】
かつての社会現象的ヒットから子ども向け“ウルトラマンの会社”イメージが根強い円谷プロダクション。そこからの脱却へ試行錯誤が続くなか、次の時代への戦略を代表取締役会長 兼 CEOの塚越隆行氏に聞いた
- ワーナー映画の戦略<後編>日本における劇場から配信への期間はどうなる?
アメリカではワーナーによる「劇場から配信まで45日間」が新作映画公開の1つの基準になりつつある。では日本はどうか。ディズニーの劇場と配信の“ほぼ同時公開”をどう見るか。ワーナー高橋雅美日本代表に聞いた
- ワーナー映画の戦略<前編>コロナ禍の経営判断、邦画実写2作が年間上位を独占
『るろうに剣心』『東京リベンジャーズ』が興収40億円を超えるヒットとなり、邦画実写興収1、2位を独占するワーナー映画。コロナ禍の挑戦と積極的な邦画製作の裏側を日本代表の高橋雅美氏に聞いた
- 映画界への挑戦<後編>他業種協業も視野に入れる新形態映画館、海外投資家が注目
造上イノベーションが起きにくい寡占垂直型の映画市場で、特許を取得した独自の上映システムで新たな劇場チェーンの全国展開&世界進出を見据える起業家の五十嵐壮太郎氏。そのグランドデザインを聞いた
- 映画界への挑戦<前編>シネコン、ミニシアターと競合しない新たな劇場全国チェーンへ
独自開発した音響技術をもとにシネコンやミニシアターと異なる視聴体験を提供する映画館の全国チェーン展開を構想するシアターギルド社。起業家の五十嵐壮太郎氏に勝機を見出した映画ビジネスのアイデアを聞いた
- コロナ危機で増益、縮小する市場で構造改革を迫られるレコード会社の転機
音楽売上が減少の一途をたどり、業界が変革を迫られるなかのコロナ。ライブが壊滅的な打撃を受ける危機的状況において、ここ5年の戦略が奏効し、昨年度を増益としたポニーキャニオン。その裏側を吉村隆社長に聞いた
- 配信グローバル2強に迫る国内トップが見据える次の時代 5G時代の放送と通信にも言及
アフターコロナで市況や世界観が瞬く間に更新されるであろうデジタルエンタメ。U-NEXT堤社長はネトフリ、アマプラに挑む国内サービスの勝機、5G時代に陳腐化する“放送に縛られる必然性”に言及する
- いまフェスを開催する意義とは?窮地の洋楽プロモーターが“洋楽天国”再興へ
いよいよ東京五輪が有観客で開幕する。9月には海外アーティストを招聘するコロナ後最初の大型洋楽フェス『スパソニ』が開催予定。感染再拡大への不安が社会に残るなか、いまフェスをやるべきなのかそうではないのか
- エンタメから宇宙へ 早期人的リソース開発へ高校教育の取り組み
昨今の高校教育においてエンタメ実務を学ぶカリキュラムや課外活動が増えているなか、高校生が人工衛星を打ち上げるプロジェクトとそのカリキュラム化が発表された
- 「口に石を詰めて処刑」北朝鮮の苛酷な実態をアニメ化 監督が“エンタメ”にこだわる理由
北朝鮮の政治犯強制収容所に収監された家族の過酷な実態を3Dアニメ映画化。リアルを描くがゆえに身の危険も感じていたという清水ハン栄治監督に、周囲の反対を押し切って“危ない作品”を制作した理由を聞いた
- 東映元会長の故・岡田裕介さん“最後の映画”を託された盟友・成島出監督が明かす「寂しさと悔しい思い」
昨年11月に急逝した東映の代表取締役グループ会長・岡田裕介さんが製作総指揮を務める最後の映画となった『いのちの停車場』。岡田会長とお互いの映画人生を交錯させ親交を重ねてきた成島出監督に今の思いを聞いた
- 業界キーマンが語り合う ポストコロナ時代ライブ復興のシナリオ「“負け”を認めて未来へ」
コンサートプロモーターズ協会の中西健夫会長、日本音楽事業者協会の堀義貴会長、日本音楽制作者連盟の野村達矢理事長がライブエンタメの現況とポストコロナ時代のシナリオ、シーンの未来への思いを語り合った
- ディズニー新作『ラーヤと龍の王国』、苦境続く映画界の明るい兆しとなるか
苦境にさらされる日本映画界で注目されているハリウッド新作洋画の劇場公開。多くの大作の延期が続くなか、ようやく世界同時公開されたディズニー新作『ラーヤと龍の王国』は日本の洋画復興の狼煙となるのか
- 5人に1人が有料オンラインライブ視聴 「配信でも観たい」コロナ禍で高まるエンタメ需要
コロナ禍で苦境に陥るライブエンタテイメント業界。一方で新たなビジネスモデルとなる有料オンラインライブ配信は短期間で急成長を遂げた。その市場規模とユーザー視聴実態調査からは高まるエンタメ需要が見えてくる
- 若手の「イヤな女役」第一人者?久保田紗友 「悪女イメージ定着はチャンス」
“イヤな女”役の好演で視聴者に印象を残し、競争の激しい若手女優のなかで独自の立ち位置を確立しつつある新鋭女優・久保田紗友。芸能界における現在のポジションへの思いや女優として目指す方向性について語る
- 桂文珍&野村太一郎、落語と狂言“話芸”の未来を語る「効率主義とは相反する豊かさ」
落語界のレジェンドであり巨匠・桂文珍と、野村萬斎に師事し次世代の狂言界を担う若手狂言師・野村太一郎が、笑いをつなぐ伝統話芸である「落語と狂言」の未来を語り合った