【四国リーグ・徳島】スローガンは「熱くなれ!」ファンを前に新体制発表会見

新入団選手19人が、力強く自身のセールスポイントを発表した(写真/高田博史)

 31日、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスが、あすの合同自主トレスタートを前に、新体制発表会見を行った。ショッピングモール『ゆめタウン徳島』1階セントラルコートに集まったファンを前に、南啓介球団代表、牧野塁監督、駒居鉄平コーチ(元日本ハム)、橋本球史コーチの4人が壇上に並んだ。

 南代表が発表した今季のスローガンは「熱くなれ!」である。

今年のスローガン『熱くなれ!』を高く掲げ、南代表(左から2人目)がスローガンを決めた理由を説明する(写真/高田博史)
今年のスローガン『熱くなれ!』を高く掲げ、南代表(左から2人目)がスローガンを決めた理由を説明する(写真/高田博史)

南啓介代表

「監督も代わりましたし、新しい選手も増えます。もう一度、野球を始めたころの気持ちであったりとか、野球に向かう気持ち、そういうのを前面に出して、戦う集団でありたいという気持ちから、今年は『熱くなれ!』という言葉でいきたいと思います。チームに対しても浸透させていきますけども、徳島県に対してもそうですし、お客さん、ファンの皆さん、我々スタッフも一丸となって、熱い気持ちで今シーズン戦っていきたいと思います」

 牧野監督も、この公開会見で初めてファンの前に登場することになる。力強く抱負を語った。

牧野塁監督

「縁があってこういうチャンスをいただきました。監督は初めてなので、いろいろとチャレンジしていかなければいけない部分もいっぱいあるんですけども、インディゴソックスはチームとして、昨年は悔しい思いをしているところもあります。今年はぜひ優勝をしたいと思います。そして1人でも多くNPBのほうに送り込むことができれば、なお素晴らしいことになるのではないかなと思います。とにかく全力でこのスローガン通り、熱くなって頑張っていきたいと思いますので、皆さん1年間、熱い応援よろしくお願いします」

 続いて19人の新入団選手が1人ずつ壇上に登場し、それぞれ今シーズンの抱負、アピールポイントなどを発表した。徳島は2月1日、午前10時よりJAバンク徳島スタジアムで始まる合同自主トレから全体練習をスタートさせる。

「最初が肝心だぞ」

 高校を卒業見込みの18歳から、ラストチャンスのつもりで勝負を賭ける25歳まで。投手9人、捕手3人、内野手1人、外野手6人、19人の非常にバラエテイに富んだ新入団選手たちのお披露目となった。

 例年以上に地元出身選手が多いのは(6人)今年の特徴だろう。南代表は「徳島に新しい時代を作りたいという思いから、県人を多く採用しました。いい選手が県内にたくさんいました。そういう選手たちに声を掛けたところ、快く『インディゴソックスでプレーしたい』という言葉をいただき、今回の入団に至った」と語る。

 1人1人が自己紹介するなか、19人中13人が、はっきり「NPBに」と口にした。アイランドリーガーとして、初めてファンを前に自分をアピールするこの舞台で、意外にこの言葉は出てこないものだ。だが、しっかりとそれを口にした積極性は大いに買う。

 会見終了後、牧野監督は「みんな、どんな話をするのかな? と、ファンの皆さんと同じような気持ちで聞いていました」と語った。

「始まる前に『第一印象が大事だからな』って話をしたんですよ、みんなに。『1発目で大きい声であいさつをして、自分がしゃべるときは当たり前、ほかの人がしゃべってるときも、しっかりピシッ! っとしとけ。みんな見てる』って話をしました。そういうところでいいイメージを与えると多分、応援してもらえるから『最初が肝心だぞ』って」

 会場を埋めたファンの熱気も手伝い、非常に明るいムードのまま、会見はお開きとなった。あすからいよいよ合同自主トレがスタートする。このリーグで勝ち抜いていくことの厳しさはもちろん、年間総合優勝連覇を逃した、ドラフト指名を逃した。そんな先輩たちの悔しさを彼らはまだ知らない。NPBという場所がどれほど高い場所にあるのか。それを身をもって知ることになるのも、もう少し先である。