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よりによって生活安全課の警察官がパチンコにハマって捜査費を盗む

木曽崇国際カジノ研究所・所長

本日はすごくバタバタなのですが、以下のニュースがどうしても目に付いてしまったので、軽い更新をご容赦ください。以下、読売新聞からの転載。

パチンコで負け、盗んだ同僚の捜査費全額使う

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150227-OYT1T50027.html?from=tw

同僚の机から捜査費を盗んだとして窃盗容疑で逮捕され、不起訴(起訴猶予)となった新潟県警村上署生活安全課の男性巡査長(30)について、県警は26日、停職6か月の懲戒処分とした。巡査長は同日辞職した。

「よりによって生活安全課の警察官が、よりによってパチンコにハマって、よりによって同僚の警察官から、よりによって捜査費を盗む」という、ナントモ笑うに笑えない事件です。新潟県警所属の警察官のようですが、「アナタ、何重に間違えるつもりですか!?」と問いたい。

注)生活安全課: 警察署内で地域の少年犯罪、生活経済事犯などを扱う部署。パチンコ営業者に関する規制および取締りも担当する。

そういえば、新潟県警といえばかつて警察幹部が懇親旅行中に「賭けマージャン」に興じていた事で問題になったこともありましたね。。体質なのでしょうか?

【参考】検証・新潟県警不祥事 酒宴の怪、消えぬ不信

http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/tosyokenn.htm

新潟県柏崎市で長期間監禁されていた女性が保護された当日、県内の温泉ホテルに一泊して酒食やマージャンに興じていた小林幸二・前新潟県警本部長(五一)と、特別監察に訪れていた中田好昭・前関東管区警察局長(五五)は二十九日付で退職した。

…(中略)…警察庁は問題発覚後、中田局長らに再三、「現金はかけていなかったか」などと聞いたが、 全員が「それはない」。図書券の購入についても、「宿泊費として集めた一人一万五千円の会費から充てた」などと答えたという。

国際カジノ研究所・所長

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)。米国大手カジノ事業者グループでの内部監査職を経て、帰国。2004年、エンタテインメントビジネス総合研究所へ入社し、翌2005年には早稲田大学アミューズメント総合研究所へ一部出向。2011年に国際カジノ研究所を設立し、所長へ就任。9月26日に新刊「日本版カジノのすべて」を発売。

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