船橋市長選・市議選に渡辺喜美が応援に?小池新党や新たな第三極の布石なのか

市長選・市議選が行われている船橋市に渡辺喜美氏が応援に?

図表: 候補者を応援する渡辺喜美氏(6月17日 西船橋駅前)

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市長選挙、市議会議員補欠選挙が行われている千葉県船橋市に渡辺喜美氏が候補者の応援に駆けつけたという。

船橋の市長選挙は、現職市長に自民党、民進党、連合が推薦をし、一方で同日行われている市議補欠選挙は、1議席にも関わらず自民党と民進党がそれぞれ公認候補を出し、どちらの選挙もこうした政党公認候補に無所属が挑むという、複雑な構図になっている。民進党にとっては幹事長でもある野田佳彦元総理のお膝元でもあり、市議補選は絶対に落とせない選挙としても位置付けているようだ。

こうした中で、自民党公認候補、民進党公認候補と三つ巴となっている無所属候補者の応援に渡辺喜美氏が応援に入ったというのだ。

参議院議員として政界に復活した渡辺氏は、現在、日本維新の会では副代表も務めているが、今月4日に「都議選後は小池百合子都知事と連携し東京と大阪の「改革大連合」を作るべきだ」と訴えたと報道され、政界では新たな「政界再編か」と話題になったばかりである。

国政新党としての小池新党の可能性についてはコラムにも書き続けてきたが、渡辺氏と言えば、自民党でも民進党でもない第三極をと結党された「みんなの党」の代表としてのイメージが強く、国政政党としての「小池新党」の可能性について考えた際に、小池知事と音喜多駿都議らかがやけTokyoの都議たちをつなげた人物でもあり、常にその主軸として話題になるだけに、今回の船橋市長選挙、市議選挙での応援もこうした新党へのキッカケではないかと注目さられる。

図表: 候補者を応援する渡辺喜美氏(6月17日 西船橋駅前)

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長島昭久氏は、選挙区内で小池知事と都民ファースト候補を応援

小池新党の可能性については、先日も高橋亮平コラムの中で、『【小池新党の可能性】小池知事代表就任・若狭氏自民に離党届のタイミングで橋下氏維新政策顧問辞任』(https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiryohei/20170601-00071587/)を書いたばかりであり、是非こちらのコラムも合わせて読んでもらいたい。

その際にコラムに書いたのは、「まず、即名前が挙がるのは、先日民進党を離党した長島昭久 議員だろう。長島議員が離党した際には自民党都連会長の下村博文 議員が秋波を送っていたが、長島議員の選挙区である東京21区には自民党現職の小田原潔 議員がいる。かつてはコスタリカみたいな事がありえたが現実的には厳しい。離党当初に言われたように小池知事との連携という方が自然の流れのように見える。」という話だった。

このコラムを書いたまさに3日後の6月4日、京王線の高幡不動駅で、小池百合子知事と共に並んで、都民ファースト公認候補の応援に立ったのだ。

図表: 都民ファースト公認候補を応戦する長島昭久氏、小池百合子氏(6月4日 高幡不動駅駅前)

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柿沢未途氏は妻が都議選直前で民進党を離党し、自身も党役員室長を辞任

先日のコラムで、渡辺氏と同時に名前をあげたところ、当時のみんなの党所属国会議員だった方から、「あり得ない」とFacebookでコメントをいただいたのが、柿沢未途氏であったが、この柿沢未途氏の周りも予言したかのようにザワザワしてきた。

コラムで「現在は役員室長という立場がら難しいかもしれないが、柿沢未途 議員も小池知事とは近く、小池知事は知事就任後、都民ファーストのどのメンバーよりも先に柿沢議員のパーティにゲストとして参加していたりもする。」と紹介した直後の6月7日、民進党から公認を受けていた妻の幸絵都議が離党届を提出、それを受けて柿沢未途氏自身も民進党の役員室長を辞任した。妻は今後、都民ファーストへ支援を求めるといい、柿沢氏自身も動きやすいポジションになったとも見える。

既に自民党からもこの都議選で小池知事と共に都民ファーストの候補を応援するためと、若狭勝氏が離党しており、国政新党の政党要件となる国会議員5人の要件を考えると、若狭氏と長島氏の他に3名集まれば、要件を満たす。

渡辺氏が加わり、さらにみんなの党所属だった渡辺氏に近い無所属議員が集まればと、色々と名前を浮かべてしまう。

そんな中、今回冒頭で紹介した船橋市議補欠選挙の候補者の事務所には、渡辺喜美氏からの為書と並び、元神奈川県知事として知られる参議院議員の松沢成文氏の為書き、さらに自民党会派の参議院議員の為書きが並ぶ。

実際には、事実関係はわからないが、それでも「これは小池新党の布石では」と疑いたくなるような偶然が重なる。

いずれにしても、注目の船橋市長選挙、市議会議員補欠選挙が今日6月18日に投票日を迎える。

前回の船橋市長選挙の投票率は34.55%。同じ年の市長選挙の投票率が21.71%だった市川市民がいうことではないかもしれないが、18歳選挙権実現後初の市長選挙でもある。

船橋市民の皆さんには、是非、投票に行ってもらいたいと思う。

図表: 船橋市議候補の事務所の為書きは党派を超えた国会議員・元知事から

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