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もっとも議員立法を行った「政策通」議員は誰か? ――2013年の全議員立法リストを公開する

高橋亮平日本政治教育センター代表理事・メルカリ経営戦略室政策企画参事

2013年の議員立法の提案数は126件。衆議院では1/3は与党提案

NPO法人「万年野党」では、『国会議員三ツ星データブック』として、国会ごとに、国会議員の質問回数、議員立法提案数、質問趣意書提出数といった国会議員の国会活動の量的評価を行ってきた。

小中学校の社会の授業でも「三権分立」を習い、その中でも国会の役割は「立法府」であるとされていた。法律を決定する事が国会の役割である事はもちろんだが、同時に政府提案だけでなく、議員立法による法案提案もまた、国会議員の大きな役割だと言える。

これまでも、国会議員の質問回数や質問の「質」についてのランキング等に焦点を当ててコラムを書いてきたが、今回は、この議員立法に目を向けてもらうため、焦点を当てて書いていきたいと思う。

国会における議員立法の際には、代表者のほか提出者に複数の議員が名前を連ねて提案する事が多い。必ずしも中心的に法案をまとめた議員が代表者という訳ではなく、また提出者に名前を連ねている議員全員が法案作成に加わっている訳でもないが、一方で、どの法案をどの議員が中心的にまとめたかを客観的に判断する事は難しいため、この提出者に名を連ねている議員の集計で今回はお話しする。

議員にとって最も重要な役割の一つが、「立法」であり、その「法案作成」の中心的な役割を担う議員は、まさに「政策通議員」の代表格であるとも言える。

今回のランキングは、そんな「政策通議員」の活躍を知る機会とも考えてもらえればとも思う。

図表:議員立法提案数の政党別比率(2013年)

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2013年1年間で行われた議員立法の提案数は、衆議院が78件、参議院が48件、提出者に名を連ねた議員は、延べ、衆議院が395人、参議院が235人となった。

政党別に見ると、衆議院は、意外にも議員立法は、1/3程度を与党である自公で占めている。最も多かったのは民主の30.4%だったが、次いで維新の23.5%とほぼ同じ23.3%で自民が並んだ。

一方で、こちらも意外だったのは、共産は議員割合の半分以下の0.8%しか占めていない事だ。議員立法での対案の提示は、野党の専売特許の様なイメージすらあるが、少なくとも衆議院においては、必ずしもそうでない事が分かる。

こうした印象を正しく認識して行くためにも、データで見ていく事は重要だという事も分かる。

ちなみに4位は公明の7.8%、以下、みんなの5.3%、生活の3.3%、結いと社民の2.8%と続く。

一転、参議院は、与党は自公合わせても、わずか6.4%しか提案されていない。逆にその他は野党が占めている訳だが、とくに民主が41.3%と、その多くを占めている。次いで、議員数でわずか1.2%しかいない社民が11.1%をも占めているのも特徴的だ。以降は、みんなの9.8%、生活の9.4%、維新6.0%、自民とみ風が4.3%、改革3.8%、結い3.4%、共産3.0%、公明2.1%と並んでいる。

国会議員の議員立法の実力。2013年度実績ランキング

衆議院議員で、2013年に議員立法を提案した議員は延べでは395人になっているが、実際に提案者に名を連ねた事がある議員は159人だけだ。

475の国会での議席の中で1/3の議員しか関われていないという事になる。

では、その中で、実際にどの議員が最も議員立法提案をしているのかを見ていく事にしよう。

2013年に衆議院で最も議員立法提案を行ったのは、13回で、後藤祐一 議員(民主・比南関東)だった。第2位は、12回で、中田宏 議員(維新・比北陸信越)。

第3位は、11回で、吉川元 議員(社民・比九州)。

第4位は、10回で、玉木雄一郎 議員(民主・香川2)。

第5位は、9回で、奥野総一郎 議員(民主・比南関東)。

第6位は、8回で、小沢鋭仁 議員(維新・比南関東)。

第7位は、7回で2名が並び、大熊利昭 議員(みんな・比東京)と、重徳和彦 議員(維新・比東海)。

第9位も、柿沢未途 議員(結い・東京15)と、畑浩治 議員(生活・比東北)が並んだ。

参議院議員は、2013年に議員立法を提案した議員は延べ235人、実際に提案者に名を連ねた事がある議員は72人。参議院もまた、242議席の内1/3以下しか関わっていないという事になる。

2013年に参議院で最も議員立法提案を行ったのは、衆議院の1位をはるかに超える20回の議員提案を行った、高橋千秋 前議員(民主)。

第2位は、16回の吉田忠智 議員(社民・比例)。

第3位は、14回の櫻井充 議員(民主・宮城)。

第4位は、12回の小野次郎 議員(結い・比例)。

第5位は、11回の蓮舫 議員(民主・東京)。

第6位は、9回で3人が並び、荒井広幸 議員(改革・比例)と、福島みずほ 議員(社民・比例)、森ゆうこ 前議員(生活)。

第9位は、8回で、増子輝彦 議員(民主・福島)と、谷岡郁子 前議員(み風)が並んだ。

参議院では、このベスト10に入った議員の内、1位の高橋氏、6位の森氏、9位の谷岡氏は、現在現職ではない。それだけ、この議員立法提案回数が選挙で評価されていない事も表している。

その意味でも、こうした国会内での活動、さらには「政策通」と言われる議員にスポットライトを当てる仕組みの必要性を感じる。

また、こうした回数だけで上位を見ると、野党議員ばかりが並ぶため、与党議員で活躍している議員についても紹介しておきたい。

衆議院では、与党のトップは、5回の富田茂之 議員(公明・比南関東)で、全体でも11位に入った。自民党の1位は4回で、塩谷立 議員(自民・静岡8)、土屋正忠 議員(自民・東京18)、中川正春 議員(自民・三重2)、野田聖子 議員(自民・岐阜1)、萩生田光一 議員(自民・東京24)の4人が並ぶ。

参議院では、最も議員立法を提案している与党議員は、松村龍二 議員(自民・福井)の2回だった。

政策通議員にスポットライトが当たる仕組みを!

今回の議員立法提案回数のランキングでも、各党幹部やいわゆる著名な議員でない議員が目立つ。

NPO法人「万年野党」では、テレビへの露出や見た目の格好良さ、選挙の時の魅力的なささやきだけで国会議員を選ぶのではなく、国会での活動で決めるべきだと、当時ほとんど情報のなかった議員の活動データを分かりやすく公表しようと『国会議員三ツ星データブック』を始めた。

議員立法は、議員の国会内での活動の中でも、最も重要な役割の一つであり、また、その中心的役割を担うためには、高い政策形成能力が求められる。

その意味でも、こうした議員たちにも是非、注目して見てもらいたいと思う。

万年野党では、こうした「政策通」と言われる議員にスポットライトを当てる仕組みとしても、政策専門家と有権者が共に政策談義を行う場として「政策カフェ」も月1回開催している。

今月は、岸博幸 慶応大学教授、人事コンサルタントの城繁幸氏らをゲストに、成長戦略や岩盤規制改革についての政策談義が行えればと思っている。

多くの方々にお集まり頂ければと思うし、また、「政策通」と言われる議員の方々には、是非こうした場を活用してもらいたいと思う。

「政策カフェ(文月)」◇日時: 7月23日(水)18時〜20時半

◇場所: MARUNOUCHI CAFE 倶楽部21号館

東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F

◇来場予定者:

岸博幸(慶応義塾大学教授)

城繁幸(株式会社Joe’s Labo代表取締役)

原英史(株式会社政策工房社長)

ほか

◇料金

一般参加者: 8千円

NPO法人「万年野党」会員および国会議員(ゲスト以外): 3千円

◇主催: NPO法人万年野党

◇参加申込み等詳しくは、こちら

今回は、「立法府」としての国会議員の議員立法の提案数に注目をして、書いてきたが、こうした機会をキッカケに、地元の議員、知っている議員などの国会での議会活動についての調べて見て頂ければと思う。

最後に2013年に提案された全議員立法を紹介して、終わりにしたい。

2013年議員立法一覧

【衆議院】内容<代表者>

◆182・183国会

公職選挙法の一部を改正する法律案<田嶋要>

消費税率の引上げが国民生活及び我が国の経済に及ぼす影響を踏まえ早急に講ずべき措置に関する法律案<松本剛明>

公職選挙法の一部を改正する法律案<逢沢一郎>

再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律案<厚生労働委員長>

国有林野事業に従事する職員の労働関係を円滑に調整するための特定独立行政法人の労働関係に関する法律の一部を改正する法律案<中川正春>

国有林野事業に従事する職員の給与等に関する特例法案<中川正春>

スポーツ振興投票の実施等に関する法律及び独立行政法人日本スポーツ振興センター法の一部を改正する法律案<遠藤利明>

公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案<海江田万里>

日本銀行法の一部を改正する法律案<今井雅人>

電波法の一部を改正する法律案<原口一博>

通信・放送委員会設置法案<原口一博>

いじめの防止等のための対策の推進に関する法律案<馳浩>

公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案<園田博之>

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案<馬場伸幸>

アレルギー疾患対策基本法案<江田康幸>

成年被後見人の選挙権の回復等のための公職選挙法等の一部を改正する法律案<逢沢一郎>

国の責任ある財政運営の確保等に関する法律案<桜内文城>

防災・減災等に資する国土強靱化基本法案<二階俊博>

子どもの貧困対策法案<中根康浩>

子どもの貧困対策の推進に関する法律案<薗浦健太郎>

国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する法律案<御法川信英>

児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案<高市早苗>

地方自治法及び国会法の一部を改正する法律案<浦野靖人>

子どもの貧困対策の推進に関する法律案<厚生労働委員長>

教育委員会制度を廃止する等のための地方自治法等の一部を改正する法律案<中田宏>

農業者戸別所得補償法案<大串博志>

介護従事者等の人材確保に関する特別措置法案<柚木道義>

東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案<二階俊博>

特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案<石関貴史>

行政改革の総合的かつ集中的な実行に関する法律案<松本剛明>

独立行政法人通則法の一部を改正する法律案<松本剛明>

特別会計に関する法律の一部を改正する法律案<前原誠司>

国及び地方公共団体の責任ある財政運営の確保を図るための財政健全化の推進に関する法律案<前原誠司>

死刑再審無罪者に対し国民年金の給付等を行うための国民年金の保険料の納付の特例等に関する法律案<法務委員長>

任命に当たり両議院の同意を要する国家公務員等の範囲の適正化等のための関係法律の整備に関する法律案<馬場伸幸>

地方公務員の政治的中立性の確保のための地方公務員法等の一部を改正する法律案<東国原英夫>

租税特別措置法の一部を改正する法律案<桜内文城>

交通基本法案<三日月大造>

水循環基本法案<国土交通委員長>

雨水の利用の推進に関する法律案<国土交通委員長>

公職選挙法の一部を改正する法律案<逢沢一郎>

いじめ防止対策推進法案<馳浩>

首都直下地震対策特別措置法案<二階俊博>

国等が行う公共工事についての地元建設業者の受注の確保等に関する法律案<衛藤征士郎>

地方教育行政の適正な運営の確保に関する法律案<笠浩史>

道州制への移行のための改革基本法案<松浪健太>

刑事訴訟法の一部を改正する法律案<田嶋要>

司法試験法の一部を改正する法律案<田嶋要>

東日本大震災からの復興の推進のための復興整備事業の実施に必要な権利者による土地等の処分の迅速化に関する法律案<黄川田徹>

◆184・185国会

行政機関の保有する情報の公開に関する法律等の一部を改正する法律案<枝野幸男>

特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律案<金子一義>

地方自治法の一部を改正する法律案<原口一博>

公的資金再生事業者と同種の業務を営む事業者との対等な競争条件の確保に関する法律案<塩崎恭久>

東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案<災害対策特別委員長>

国会職員の配偶者同行休業に関する法律案<議院運営委員長>

首都直下地震対策特別措置法案<災害対策特別委員長>

国の責任ある財政運営の確保等に関する法律案<桜内文城>

国民生活強靱化のための防災・減災対策基本法案<中川正春>

国家公務員法等の一部を改正する法律案<渡辺喜美>

特別安全保障秘密の適正な管理に関する法律案<渡辺周>

情報適正管理委員会設置法案<渡辺周>

公文書等の管理に関する法律の一部を改正する法律案<渡辺周>

国会法の一部を改正する法律案<渡辺周>

幹部国家公務員法案<渡辺喜美>

国家公務員法等の一部を改正する法律案<津村啓介>

国家公務員の労働関係に関する法律案<津村啓介>

公務員庁設置法案<津村啓介>

アルコール健康障害対策基本法案<内閣委員長>

地方公務員の政治的中立性の確保のための地方公務員法等の一部を改正する法律案<東国原英夫>

国家安全保障上重要な土地等に係る取引等の規制等に関する法律案<中田宏>

研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律及び大学の教員等の任期に関する法律の一部を改正する法律案<塩谷立>

東日本大震災における原子力発電所の事故により生じた原子力損害に係る早期かつ確実な賠償を実現するための措置及び当該原子力損害に係る賠償請求権の消滅時効等の特例に関する法律案<文部科学委員長>

地方公務員法等の一部を改正する法律案<原口一博>

地方公務員の労働関係に関する法律案<原口一博>

消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律案<総務委員長>

世代間格差を是正するための公的年金制度及び医療保険制度の改革の推進に関する法律案<重徳和彦>

過労死等防止基本法案<泉健太>

特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案<細田博之>

【参議院】内容<代表者>

◆182・183国会

脱原発法案<森ゆうこ>

いじめ対策推進基本法案<高橋千秋>

歳入庁の設置による内国税並びに労働保険料及び年金保険料等の徴収に関する業務の効率化等の推進に関する法律案<中西健治>

麻薬及び向精神薬取締法及び薬事法の一部を改正する法律案<津田弥太郎>

民法の一部を改正する法律案<前川清成>

民法の一部を改正する法律案<前川清成>

衆議院小選挙区選出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための公職選挙法の一部を改正する等の法律案<中西健治>

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律の一部を改正する法律案<小野次郎>

地方自治法の一部を改正する法律案<江崎孝>

国の財務書類等の作成及び財務情報の開示等に関する法律案<尾立源幸>

国家公務員制度改革基本法の一部を改正する法律案<小野次郎>

違法な国庫金の支出等に関する監査及び訴訟に関する法律案<小野次郎>

特定原子力被災地域の土地等の利用に関する施策及びこれに関連して必要となる地域住民等の生活再建等の促進に資する施策の国の取組による推進に関する法律案<小野次郎>

国家賠償法の一部を改正する法律案<小野次郎>

幹部国家公務員法案<小野次郎>

会計検査院法の一部を改正する法律案<蓮舫>

予算執行職員等の責任に関する法律の一部を改正する法律案<蓮舫>

地方公務員法等の一部を改正する法律案<蓮舫>

地方公務員の労働関係に関する法律案<蓮舫>

国家公務員法等の一部を改正する法律案<蓮舫>

国家公務員の労働関係に関する法律案<蓮舫>

公務員庁設置法案<蓮舫>

電力自由化推進法案<松田公太>

検察審査会法の一部を改正する法律案<森ゆうこ>

原子力規制委員会設置法の一部を改正する法律案<西村まさみ>

児童の通学安全の確保に関する施策の推進に関する法律案<林久美子>

体罰等の防止に関する対策の推進に関する法律案<林久美子>

配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する<法律案内閣委員長>

ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部を改正する法律案<内閣委員長>

国家公務員法等の一部を改正する法律案<小野次郎>

国家公務員の給与の減額措置等による国家公務員の人件費の総額の削減に関する法律案<小野次郎>

受動喫煙防止対策の推進に関する法律案<中西健治>

◆184・185国会

労働基準法等の一部を改正する法律案<小池晃>

電力自由化推進法案<松田公太>

民法の一部を改正する法律案<小川敏夫>

原子力規制委員会設置法の一部を改正する法律案<増子輝彦>

国の財務書類等の作成及び財務情報の開示等に関する法律案<尾立源幸>

戸籍法の一部を改正する法律案<小川敏夫>

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律の一部を改正する法律案<小野次郎>

会社法の一部を改正する法律案<小川敏夫>

中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律案<高階恵美子>

歳入庁の設置による内国税並びに労働保険料及び年金保険料等の徴収に関する業務の効率化等の推進に関する法律案<中西健治>

がん登録等の推進に関する法律案<尾辻秀久>

児童の通学安全の確保に関する施策の推進に関する法律案<大島九州男>

国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案<松田公太>

国家公務員の給与の減額措置等による国家公務員の人件費の総額の削減に関する法律案<小野次郎>

被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案<行田邦子>

農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律及び食品表示法の一部を改正する法律案<安井美沙子>

特定非営利活動法人「万年野党」

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事務局長 高橋亮平

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日本政治教育センター代表理事・メルカリ経営戦略室政策企画参事

元 中央大学特任准教授。一般社団法人生徒会活動支援協会理事長、神奈川県DX推進アドバイザー、事業創造大学院大学国際公共政策研究所研究員。26歳で市川市議、全国若手市議会議員の会会長、34歳で松戸市部長職、東京財団研究員、千葉市アドバイザー、内閣府事業の有識者委員、NPO法人万年野党事務局長、株式会社政策工房研究員、明治大学世代間政策研究所客員研究員等を歴任。AERA「日本を立て直す100人」に選ばれた他、テレビ朝日「朝まで生テレビ!」等多数メディアに出演。著書に『世代間格差ってなんだ』(PHP新書)、『20歳からの社会科』(日経プレミアシリーズ)、『18歳が政治を変える!』(現代人文社)ほか。

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