英軍事誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員。ホリプロ所属。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、週刊文春、論座、東洋経済オンライン、ビジネスインサイダー、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ、軍事研究、JAPAN Forwardにも記事掲載。
記事一覧
- イギリス国防省、自律型戦闘用UAV「ロイヤル・ウイングマン」の技術実証機「モスキート」計画中止を発表
英国防省は、有人戦闘機と連携して任務を遂行する無人戦闘機の技術実証機「モスキート」の計画中止を発表した。モスキートは、自律型戦闘用ドローン「ロイヤル・ウイングマン」のプロトタイプとなるはずだった。
- アメリカ陸軍、タトゥー禁止規定を緩和
米陸軍は23日、タトゥーについての禁止規定を緩和し、手、耳の後ろと首の後ろのタトゥーを認めると発表した。入隊募集活動が厳しい状況に陥っているため、タトゥーを入れた若者にも門戸を開くことにした。
- 海上自衛隊の最新鋭もがみ型護衛艦5番艦「やはぎ」進水 艦名は矢作川に由来
海上自衛隊の新型3900トン型護衛艦(FFM)である「もがみ型」5番艦の命名・進水式が6月23日、三菱重工業長崎造船所(長崎市)で行われた。「やはぎ」と名付けられた。
- 来たるべき北朝鮮の核実験で知っておきたい基礎知識5選
北朝鮮が近く核実験を強行するのではないかと懸念されている。米韓両政府は今月に入り、北朝鮮の核実験がいつ行われてもおかしくないとの見方を示した。北朝鮮の核実験について、基本ポイントを5つにまとめてみた。
- 北朝鮮、異例の4回連続でミサイル発射を公表せず 新型コロナ感染拡大が影響か
北朝鮮メディアは26日、前日に平壌近郊の順安から日本海に向けて発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発を含むミサイル3発について報じなかった。新型コロナの感染拡大が影響を与えている可能性もある。
- 北朝鮮国営メディア、またもやミサイル発射について報じず 超異例の3回連続未公表
北朝鮮メディアは13日、同国が前日12日に首都平壌の順安(スナン)付近から発射した短距離弾道ミサイル3発について報じなかった。これで3回連続でミサイル発射について公表せず、超異例の事態となっている。
- 北朝鮮国営メディア、7日のSLBM発射についても報じず 異例の連続未公表
北朝鮮国営メディアは5月8日、前日7日に同国東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)新浦(シンポ)付近から発射した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定されるミサイル1発について報じなかった。
- 北朝鮮版「イスカンデル」改良型のSLBMを昨年10月に続き再発射か
北朝鮮が7日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられるミサイル1発を発射した。「北朝鮮版イスカンデル」と呼ばれる地上発射型の短距離弾道ミサイルKN23の改良型とみられ、昨年10月以来の再発射。
- 警戒される北朝鮮独自の核ドクトリン プーチン大統領の「核の脅し」を模倣か
北朝鮮の金正恩氏は、ロシアのプーチン大統領に倣ったかのごとく、今や「核の脅し」を公然と口にするようになった。プーチン大統領の発言から学び、北朝鮮独自の「核ドクトリン」を創造しているとみられる。
- 憲法施行75周年、9条と自衛隊の矛盾解消を
日本国憲法はきょう5月3日、施行75年の記念日を迎えた。今の9条は、自衛隊の在り方について矛盾を拡大させている。米国に頼りっぱなしではなく国防の在り方も含め、改憲をしっかり考えるべきではないだろうか。
- 海上自衛隊の最新型護衛艦「もがみ」が就役 配備先は「くまの」と同じ横須賀基地掃海隊群
海上自衛隊の新型3900トン型護衛艦である「もがみ型」1番艦の「もがみ」が4月28日、就役した。三菱重工業長崎造船所で同日、引き渡し式と自衛艦旗授与式があった。横須賀基地の掃海隊群に配備される。
- 北朝鮮、軍事パレードで新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)公開か
北朝鮮の労働新聞は26日、朝鮮人民革命軍創建90年を祝う軍事パレードの写真を掲載した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」のほか、新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられる写真も公開した。
- 海上自衛隊の最新鋭もがみ型護衛艦搭載のUUV「OZZ-5」の詳細が明らかに
海上自衛隊の新型護衛艦である「もがみ型」1番艦の「もがみ」が28日に就役する。防衛装備庁は国際海事展「Sea Japan 2022」で、もがみ型に搭載する無人水中航走体(UUV)の詳細を明らかにした。
- 最高値続出のアメリカ軍需企業の株価――ウクライナ戦争で西側諸国の国防費増加受けて
ロシアによるウクライナ侵略を受け、欧米を中心に西側諸国で国防費を増やす動きが相次いでいる。これを受け、ロッキード・マーティンやノースロップ・グラマンなど米軍需企業の株価が高騰し、最高値を更新している。
- ロシアの新型戦闘機スホイ35が墜落――ウクライナ軍が撃墜か
ウクライナ戦争で、ロシアの新型戦闘機スホイ35が墜落した。イギリスの軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」が4日、報じた。墜落したのはウクライナ東部ハルキウ州イジューム近郊。
- 護衛艦かが、F35B搭載の「軽空母化」改修開始
海上自衛隊の護衛艦「かが」に、短距離離陸と垂直着陸が可能なF35B戦闘機を搭載するための改修工事が広島県のジャパンマリンユナイテッド呉事業所で始まった。海上幕僚監部広報室が筆者の取材に確認した。
- 北朝鮮、新型ICBM「火星17」の発射成功と発表
北朝鮮国営メディアの労働新聞は3月25日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「火星17」の発射に成功したと発表した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記(国務委員長)が発射現場に立ち会った。
- 北朝鮮が発射したとみられる新型ICBM「火星17」とは
北朝鮮が3月24日午後に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。防衛省は「新型のICBM級弾道ミサイルと考えられる」と発表しており、かねて発射が予想されてきた「火星17」とみられる。
- ボーイング、航空自衛隊F15戦闘機の電子戦能力向上で新たな契約
米ボーイングは、航空自衛隊F15戦闘機の能力向上のための改修の一環として、同戦闘機の電子戦(EW)システムをアップグレードする契約を受けた。米国防総省(ペンダゴン)がこのほど発表した。
- 海上自衛隊の最新鋭もがみ型護衛艦「くまの」が就役――半世紀ぶりの「フリゲート」配備
海上自衛隊の新型護衛艦もがみ型2番艦の「くまの」が22日、就役した。岡山県玉野市の三菱重工マリタイムシステムズで引き渡し式と自衛艦旗授与式があった。海自としては半世紀ぶりの「フリゲート」配備となる。
- 海自の最新型潜水艦「たいげい」就役――潜水艦22隻体制が完成
海上自衛隊の最新型潜水艦「たいげい」が9日、就役した。三菱重工業神戸造船所で同日、引き渡し式と自衛艦旗授与式があった。これで2010年12月の防衛大綱で初めて定められた潜水艦22隻体制を確立した。
- 北朝鮮、ミサイル発射を「偵察衛星開発」と再び発表――ICBM発射に向けたカモフラージュの可能性も
北朝鮮国営メディアは6日、同国国家宇宙開発局と国防科学院が偵察衛星の開発計画に基づいて再び重要な試験を5日に行ったと発表した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)試射に向けたカモフラージュの可能性もある。
- ロシアのウクライナ侵攻、中国共産党関係者が明かした3つの中国の重要な立場
中国外務省は4日、ロシア軍によるウクライナの原発に対する攻撃をめぐり、「ウクライナの核施設の安全保護の情勢を深刻に懸念している」と表明した。いったいロシアのウクライナ侵攻をめぐる中国の立場とは何か。
- 「ロシアのウクライナ侵攻はNATOが加盟国として受け入れなかった結果」ウクライナの政治学者が指摘
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が今も続いている。いったい何がロシアのウクライナ侵攻を招いたのか。ウクライナの政治学者兼政治アナリスト、ジャーナリストであるビクター・カスプルク氏(66)に聞いた。
- 「今日はヨーロッパの近現代史において最も暗い日の1つ」欧州委員会幹部が指摘
「今日は、疑う余地もなくヨーロッパの近現代史において最も暗い日の1つだ」。欧州連合(EU)の欧州委員会のフランス・ティメルマンス上級副委員長は22日、仏パリでこう指摘した。