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イラン大統領選挙の結果と今後の中東情勢(2)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

ライーシー新大統領が選挙で訴えた政策の一つが腐敗の撲滅である。前提となっている認識は、ローハニ―政権が汚職を許してきたである。だが本当にそうであろうか、イランの体制が腐敗しているという認識は広く共有されている。共有されていないのが、その原因である。体制の批判者たちは、ハメネイやライーシーなどの宗教指導層が支配する巨大な財団の経営の不透明さが、その原因であるとみなしている。そのライーシーの腐敗撲滅運動では、実効は期待できないのではないだろうか。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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