7月2日、福岡ソフトバンクホークス三軍は、四国アイランドリーグplusとの定期交流戦で香川オリーブガイナーズとタマホームスタジアム筑後(以下タマスタ筑後)で対戦した。

【7月2日 定期交流戦 タマスタ筑後 358人】

香川     `010000001 2

ソフトバンク `000000000 0

<バッテリー>

【OG】◯橋爪、S近藤壱――天野

【H】●加藤洸、佐藤宏、フェリックス――居谷

<本塁打>

なし

<スタメン>

【OG】8押川 4水本 7田川 6冨田 5前田 9田代 D置鮎 3長嶺 2天野

【H】7正木 8舟越 5小林 9山本 3三代 4緒方 6藤野 2居谷 D牧原巧

<戦評>

 ソフトバンク視点で試合を見れば、締まりの悪い内容だった。失点はいずれもミスが絡んだ。

 二回表は1アウト一、二塁から二塁手・緒方が難しいゴロを処理したまでは良かったが、一塁へ悪送球となり二走が生還した(記録は二塁安打と二塁失策)。九回もやはり一、二塁の場面。この時は二走が三塁へスチールを仕掛け、捕手・居谷が悪送球。それで生還を許した。

2番手の佐藤宏。3四球は課題も3回無安打5奪三振無失点は収穫。最速150キロ
2番手の佐藤宏。3四球は課題も3回無安打5奪三振無失点は収穫。最速150キロ

 つまり投手陣は自責0だった。しかも被安打2本のみ、3投手計11三振を奪った。だが、褒められるピッチングではなかった。

 与四球があまりに多すぎた。加藤洸が4回で6四球と1死球、佐藤宏が3回3四球、フェリックスが2回3四球。明と暗がくっきりと分かれた。(了)

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正木智也「悔しさ」をプラスに。打撃見つめ改善

試合前のミーティング。左から2人目が正木
試合前のミーティング。左から2人目が正木

 ドラフト2位新人の正木智也外野手(慶應義塾大)が「1番レフト」でスタメン。二塁打を含む4打数2安打でフル出場した。

 三回裏の第2打席でレフト前安打を放つと、八回裏の第4打席では147キロ直球を力強く引っ張り、三塁線を強烈なゴロで破る二塁打を放った。また、左翼守備も無難にこなし、七回からは一塁も守った。

 チームに新型コロナウイルス陽性者が続出する中、正木は先月26日に濃厚接触者となる疑いがあるとして自主隔離となっていた。翌27日に「特例2022」で登録抹消。この日は、6月22日に一軍・オリックス戦(京セラドーム)に代打で出場して以来の実戦だった。

「久しぶりの試合でしたが、初球からバットを出せたり、ストレートをしっかり打ち返せたりした」

 思わぬ形での離脱に「正直悔しさはありました」と話したが、その中でもしっかり前を向いていた。

「自分の打撃を見つめなおす時間にしました」

 良し悪しの両方を考えた。反省点として気づいたのは、構えから打つまでの中に“柔らかさ”を失っていたこと。「結果を欲しがって力んでいた」。この日は少しバットを動かしながら構えるなど工夫。さっそく好結果を残し、手応えを感じることもできた。

 現在、一軍は新型コロナ陽性者が相次ぐ中でデスパイネやグラシアルといった右の主砲が不在。右打者不足の緊急措置として野村大樹や中谷将大らが一軍昇格した。ただ、もともと一軍メンバーだった正木は藤本博史監督の頭の中に戦力として計算されている選手の1人だ。3日も三軍戦に出場する予定。まずは5日の楽天戦(弘前)からの一軍復帰を目指し、さらに状態を上げていく。

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緒方理貢&水谷瞬も実戦復帰

セカンドでスタメン出場した緒方
セカンドでスタメン出場した緒方

 リハビリ組で調整していた若鷹たちもこの日は続々実戦復帰した。

 5月27日の二軍戦を最後に実戦から遠のいていた緒方理貢内野手は「6番二塁手」でスタメン。2打席凡退に終わったが、六回終了まで出場した。今季はウエスタン・リーグで33試合出場、打率.301、11盗塁をマーク。小久保裕紀二軍監督から高評価も受けている楽しみな若鷹が再スタートを切った。

 そして、春季キャンプ中に右肩痛で離脱していた水谷瞬外野手がようやく実戦に戻ってきた。七回裏に代打で出場。「力んだ」と空振り三振に終わったが、リハビリ期間中は肉体改造を行ってかなり逞しさを増した。右のスラッガーとして期待の高い「鷹のスタントン」もここから巻き返す。

※写真はすべて筆者撮影